<転職相談>産育休が明けたら転職します。準備したらいいことはありますか?<お返事>「未来のキャリアの保険」はいかがでしょう?

おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。

本日のテーマは「在職期間中になにか取り組んでおいた方がよいことはありますか?」です。

産育休が明けて現職に復帰した後に転職活動をする予定の方から、
転職相談をマシュマロでいただきました。

みんなどんな転職活動してるのか知りたい
うまくいくひとの特徴から学びたい
転職活動の準備で見落としがちな点を知りたい

そんな方に受け取っていただけますと幸いです。

下記にお返事させていただきます。

「長文を読んでる時間はない!」場合は、こちらの「キャリアの休憩室〜3行まとめver〜」をご覧ください。

3行まとめ

  1. 在職期間中のおすすめ行動は、「未来のキャリアの保険」をつくること
  2. 現職は未来の転職先や副業先になる
  3. 「引き継ぎ準備」を早くはじめて、現職の財産を「未来のキャリアの保険」に変える

転職相談:残り2か月の在職期間中になにか取り組んでおいた方がよいことはありますか?

いただいている転職相談はこちらです。
メルマガをいつも読んでくださり誠にありがとうございます。
そしてお子さまと相談者さまが、無事に健康なご出産となるよう
心から応援しております。

いつもメルマガ拝読しております。佐野さんの丁寧かつ温かいアドバイスに励まされています。
早速ですが、ご相談させてください。
現在30代の女性で、2か月後から産休(第二子です)を取得します。
前々からキャリアアップのため転職を希望しており、産育休が明けて現職に復帰した後転職活動を始めたいと思っています。
(育休中の転職は、制度上も難しいことが多いのでまずいったん復帰してからの予定です)

残り2か月の在職期間中になにか取り組んでおいた方がよいことはありますでしょうか。
転職面接でのアピールのため、現職で成果を出すことには既に取りくんでいるのですが、その他になにかあればご教示ください。
産育休中には資格取得や英語の勉強などもする予定です。
なお、もろもろのサポートが得られることもあり育児と仕事、転職活動の両立にはさほど不安はありません。

みなさまのお悩みが殺到してらっしゃるとは思いますが、アドバイスいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします!

相談者さまは万全の準備をされているようにお見受けします。
ここまで準備されている方、なかなかいらっしゃいません。
これまで公私共に信頼を積み重ねて勝ち取っている結果なのだと思います。
●転職面接でのアピールのため、現職で成果を出すことには既に取りくんでいる
●産育休中には資格取得や英語の勉強などもする予定
●もろもろのサポートが得られることもあり育児と仕事、転職活動の両立にはさほど不安はありません

そんな相談者さまに申し上げられることは特にない・・・
というのが本音ですが、角度を変えて2つだけお伝えします。
(これもすでに準備されている可能性はあります・・・!)

時間軸を広く取る話と、伝わり方の話です。
本日は前者の話となります。
受け取っていただけますと幸いです。

お返事1:「キャリアの保険」をつくっておくのはいかがでしょうか?

相談者さまは十分に、かつ採用目線など客観的に準備を進められる方です。
「転職面接でのアピールのため、現職で成果を出すことには既に取りくんでいる」という文章からも伝わってきます。

かつ、現職での信頼も十分に勝ち得ている可能性が高いです。
この信頼を相談者さまの「未来のキャリアの保険」にできる可能性があります。

どういうことかと申し上げます。
現職の人間関係を退職後も磨き続けることで
「いまの職場を転職後の副業先にする」ことも、
「転職後に最初の顧客を現職にする」こともできます。

副業や独立を想定していなかった場合でも、
「いまの職場は未来の転職先候補」です。

相談者さまの職場の同僚や上司の方の中にも、
「キャリアアップしたい」と考えてらっしゃる方はいらっしゃるでしょうか?

そういった方は、きっと相談者さまのことを強く記憶しています。
その方が転職して役職者になったとき、独立して仲間を集めようと思ったときのリストに、相談者さまの名前を入れる。
そんな「未来のキャリアの保険」をつくる動きをするのも、
相談者さまのキャリアの選択肢を豊かにします。

具体的にはSNSでつながっておく、退職時に渡す手紙を準備することになります。
詳しい書き方は『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!』(サンマーク出版)の4章の「本音を職場や面接で伝わる本音に磨く【明日への手紙】」を参照してくださいませ。

転職(退職)は縁の切れ目ではなく、
新しい関係のはじまりです。
相談者さまの転職先、副業先、顧客先、さらには一生の友人づくりを
いまからはじめるのはいかがでしょうか?

お返事2:「引き継ぎ準備」の時間を十分にとる

もうひとつ考えられることがあります。

相談者さまは高確率で「引き留め」にあうはずです。
転職先に入社する時期が後ろ倒しになります。
これは避けたい事態です。

「引き継ぎ準備」をいまのうちから進めておいた方がいいかもしれません。

この引き継ぎは転職の準備にもなります。
相談者さまは強みやアピール材料が豊富にあるとお見受けするのですが、
いまの転職活動のあり方がそれらを正しく伝えられない可能性がございます。

そのため、職務経歴書の形だと書きにくい、
しかし転職の場でご自身を伝えると良い材料を
ぜひ集めておいてください。
営業資料かもしれませんし、相談者さまが自分からまとめた資料かもしれません。
(これらは後日の後編でお伝えします)

「引き継ぎ準備」は「未来のキャリアの保険」にもなるのでおすすめです。

引き継ぎは奥が深いものです。
同僚に引き継がせようと思えば、
マニュアルをつくって終わりではなく
必ずコミュニケーションが発生します。
ここで関係作りができます。

顧客をお持ちでしたら、いつもの商談とは違う話ができます。
そこで新しい関係が、具体的には「うちの会社来ませんか?」という話にもなります。

引き継ぎによって「未来のキャリアの保険」をさらに良いものにしていく。
こんなことが残りの期間で相談者さまにできるかと思います。

ご提案程度になりますが、参考にしていただけますと幸いです。
応援しています。

メッセージ

もしお返事を見ることがありましたら、
一言「見たよ!」といただけますと幸いです。
明後日の方向にお返事していたらすみません・・・!

私事ですが、今日は「引退したと思っていた仕事」があります。
ときどき「自分の意思とは反した仕事」をするのもありですね。

楽し、めるといいなぁ・・・

「読んでなくていい読書会」、3回目の満席になりました。
レポートを出せるかと思いますので、
待っていてくださいませ。(AIのおかげ)
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この記事に関連する一冊

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在職中にできる準備の要は、「未来のキャリアの保険」をつくることです。その仕込み方を、この本で書きました。

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書き手(佐野創太)のプロフィール

佐野創太(すり合わせ学の編集長/退職学®研究家)

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家

法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。


著書一覧

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