<キャリア相談>無職になるのは、やっぱりよくないですか?<お返事>経験談をお伝えします

おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。

本日のテーマは「無職になるってやっぱりダメですか?」です。
メルマガ読者さまからいただいたご相談です。
佐野は無職の経験者なので、
失ったものと得たものをお伝えします。

忙しすぎて転職活動できない
キャリアを一回りセットしてみたい
無職になったらどうなるか純粋に気になる

そんなひとに届けば幸いです。

また、いま無職で辛い渦中にいる方もいらっしゃるかと思います。
そんな方が自分を責めることなく、
一歩踏み出すきっかけとなれば幸いです。

興味本位:無職ってどうですか?

いただいているお悩みはこちらです。
おそらく『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!』(サンマーク出版)を読んでくださった方からです。

佐野さんのご著書を拝見して
無職経験があることを知りました。
キャリアの専門家でも無職になるんだなという
謎の安心感をいただきつつ、
興味本位の質問をさせてください。

無職ってどうでしたか?
「仕事をしていない状態」というのを、
社会人になってから経験がありません。

差し支えなければ教えてください。
(辛い過去でしたらスルーしてください)

安心感を覚えてくださりありがとうございます(笑)
「一生悩むんだろうな」という軸で、
キャリア領域で仕事をしています。
お気遣いいただき重ねて御礼申し上げます。

私の経験で恐縮ですが、
「無職になる」は相談者さまのように
「いま落ち着いて考える余裕がある」場合には
おすすめすることがあります。

裏を返せばほとんどの場合はおすすめしません。
理由と、「それでも無職も悪くなかった理由」をお伝えします。

無職になると自信も無になります

私の無職経験は恥ずかしながら
選んだものではなく
「そうならざるを得なかった」ものです。

そのため、無職期間で失ったものは大きかったです。
収入面はもちろんのこと、
「同僚は働いているのに」という焦りと罪悪感が混ざった感情もありました。

でも、一番大きかった喪失は「自信」でした。

また復帰できるはずだ
私は仕事を頑張れるはずだ
私は仕事を楽しめるはずだ

こういったキャリア観を支えていた「自信」が
ガラガラと音を立てて崩れてしまったのが、
無職の期間でした。

仄暗い話で恐縮ですが、
当時は「何もできない自分」を支えるために
「今日できたこと」をただノートに書いていました。

といっても、ささいなことです。
・朝、起きれた
・パジャマ、替えた
・24時前に、寝た
とかです(笑)

自信がゼロになると、生活すら送れなくなるので
この「生存報告ノート」で
「よし、今日も生きてはいる」と自分を慰めていました。

暗いですね(笑)

でも、こういった「できたことを可視化する」は
自信回復に寄与することも知りました。

無職を経験したので、仕事も友人も残っている

とはいえ、いまは「無職もいい経験だったな」と感じています。

こうして話のネタにもなりますし、
相談にいらしてくれる方に「まぁ、このひと無職だったことあるし」と
謎の安心感(笑)を感じていただけますし。
同じように「いろいろあったよな」という経験をお持ちの方と
お仕事をご一緒する経験も増えました。

その中で一番のギフトといいますか、
無職からもらったものは何かというと、、、難しいですね。

孤独とか焦りとか怒りとか悲しさとか、
そういったひとの本音を想像できるようになった点でしょうか。

こういった「仄暗い感情」を少しでも想像できるようになったからか、
仕事でご縁をいただいた方々と、仕事以上の付き合いができるようになっています。
記事や本を書いたり、サービスや商品のマーケティングをしたりするときに
受け取ってくださる方々の表情まで想像するようになっています。

無職の経験からだけではないとは思いますが、
「仄暗い経験」をしていなかったら
「私はひとりで生きていけるんで」みたいな顔して
ツンツン生きて、でも寂しい、みたいな
面倒な人間になっていたのではと思います。

(いまでもその片鱗はありますが笑)

無職になっていなかったら、
仕事も友人も離れていったのではと思います。

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書き手(佐野創太)のプロフィール

佐野創太(すり合わせ学の編集長/退職学®研究家)

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家

法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。


著書一覧

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