<転職相談>こんな私でも転職できる可能性はありますか?<お返事>眠っているアピール材料を起こす「問いの立て方」があります

おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。

ピンチな転職相談への、2回目のお返事です。

テーマは「こんな私でも転職できる可能性はありますか?」。
40歳、6社経験、ひとり経理・総務が主な経験の方からいただいています。

転職した方がいいのか、まだいまの会社で頑張った方がいいのか。
キャリアに悩むときは誰もが「弱気」になります。
弱気な自分で自分を評価するから、「転職できないかも」と自信を失いがちです。

では、どうすれば「自分の転職できる可能性」に自信を持てて、
確かな一歩を踏み出せるのか。

「問いの立て方を変える」からはじまります。
「できると信じる」とかの精神論は、不要です。

ちなみに、昨日のお返事のまとめはこちらです。

(1)相談者さまの問いの立て方は、既に転職活動の成功を歩みはじめている
(2)相談者さまは「合わないメガネをかけているだけ」なのに、「遠くが見えない」と悩んでいる可能性が高い
(3)自己制限を捨て、客観的な評価で自己の価値を再認識することからスタート。厳しすぎる自己評価は転職活動の足かせになる

完全版はこちらです。
<転職相談>40歳、6社経験、ひとり経理・総務です。どこから手を付ければよいでしょうか?<お返事>「自己制限」はNGです〜キャリアの休憩室Vol.128〜
https://taishokugaku.com/2024/04/04/job-change-40-begin-no-self-limiting-vol-128/

「長文を読んでる時間はない!」場合は、こちらの「キャリアの休憩室〜3行まとめver〜」をご覧ください。

3行まとめ

  1. 転職できるか悩むとき、ひとは自分を過小評価してしまう。しかし、相談者さまにはアピールできる材料が眠っている状態にある
  2. 採用目線で言い換えると、何でもないと思っていた経験がアピール材料になるとわかる
  3. キャリアは後付け。これまでの経験から、目指す未来に向けての物語を構築する

お返事1:すでにできている「良い問いの立て方」を応用する

相談者さまはすでに「転職活動が成功する良い問いの立て方」を、
仮に無意識であってもされています。
このお返事で意識的に「良い問いの立て方」を使えるようになることで、
「転職できる本来の自分」を思い出すことができます。

いまは大変な経験が重なっていて、思い出せなくなっている状況です。
裏を返せば、忘れているだけ、とも言えます。

まずすることは、問いの転換です。
いまは「こんな自分でも、転職できる可能性はあるのでしょうか。」です。
このままだとどれだけ考えても、出てくる答えは
「転職できるかもしれないし、できないかもしれない」です。

こんなこと専門家に言われたらクレームものです・・・

では、どういった問いにすればいいでしょうか。
例えばこれです。

「私の中に眠る転職できる可能性は具体的には何だろうか」

これだと具体的に転職できる可能性を証明する材料を、
相談者さまのご経験の中から発掘できます。

この問いをことに、実際に探してみましょう。

お返事2:「ささいな経験」が「」になる言い換えと問いの立て方

相談者さまからいただいた内容を見ると、
確かに転職活動で不利な状況もあります。
キャパオーバーやメンタルダウン、ドクターストップなどです。
私を例にすると、早期退職2回、無職、介護離職などでしょう。

私が注目した相談者さまのご経験はこちらです。
(1)小さな会社でひとり経理・総務を6年
(2)業務効率化のために安価なクラウド型システムを提案して採用してもらった

この二つをアピール材料にすることで、十分に転職は可能です。
さらに「これがアピール材料になるのか」とわかると
「他にもあるのでは」と前向きになってきます。

まず(1)です。
会社規模は関係ありません。
「まるっと任せられる経験があるひと」は重宝されます。
それだけで人件費や採用費をカットできますし、
マネジメントや教育のコストを下げられます。

「小さな会社でひとり経理・総務を6年」は誇っていい経験です。

自分目線では「大した経験」ではないと厳しく判断されるかもしれませんが、
転職がうまくいく方は「自己制限」にとらわれません。
「採用目線で考えるとこう言い換えられるな」と考えます。

採用目線で言い換えていきましょう。

そして(2)です。
採用目線で知りたい内容を問いの形にすると、下記になります。
●なぜ業務効率化しようと思ったのか
●業務効率化をしようとなったきっかけである課題は何だったのか
●提案から導入、運用までの中で、どんな役割を担っていたのか

これらを振り返るとわかることがあります。
「言われたことをこなすひと」なのか、
「自分から課題を見つけて提案し、動き出すひと」なのかどうか。

後者であると自分を印象づけられます。

この経験も「せいぜい〜くらい」と自己制限はしないでくださいませ。
繰り返しで恐縮ですが、転職活動では自己評価と謙虚さは
「自己制限」になってしまいます。

「業務効率化のために安価なクラウド型システムを提案して採用してもらった」経験を練習台にすれば、自分がどんな課題を自分から見つけ、解決策の仮説を立て、実行し、どんな結果をつくった人間なのかがわかります。

マシュマロに書かれていないだけで、もっとたくさんあるはずです。
転職活動でアピールできる可能性の高い経験は
実はさらに眠っているのではないでしょうか?

お返事3:後付けでいい

相談者さまはここまでの内容を読んでいただいて、どう感じたでしょうか?

「当時はそこまで考えていませんでした」と
ご自身を振り返っているかもしれません。

謙虚・・・謙虚すぎる・・・!

後付けでいいんです。
当時は「無我夢中でそこまで分解して考えていなかった」ことは
誰にでもよくあります。

振り返って、「そうか、これが問題だと思ったからこの行動をとったんだよな」と
言葉にできればそれでいいんです。

「キャリア」なんてものは、後付けです。物語です。

「こっちの未来に行きたいんだよな」という願望を叶えるために、
これまでの経験を後付けで意味付けしていく。
それでいいんです。

応援しています。

メッセージ

4月がはじまって最初の1週間が終わります。
いつもの疲れとは違う疲労を感じている方もいらっしゃるでしょうか。

新しい環境は疲れます。
佐野も子どもが年少になって「環境についていけるかな」と
心配事ができたことで、ちょっとお疲れさんです。

土日はリフレッシュしましょう〜。
(子どもの進級式があるので休めない!)

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書き手(佐野創太)のプロフィール

佐野創太(すり合わせ学の編集長/退職学®研究家)

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家

法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。


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