<キャリア相談>第一志望の最終面接で落とされました。転職活動のやる気がゼロです〜キャリアの休憩室Vol.39〜

おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。

本日のテーマは「第一志望の企業で最終面接で落とされ、
まったくやる気が出ません。どうしましょう?」です。

メルマガにいただいた転職相談にお答えします。

転職したい企業がはっきりしている
最終面接が控えている
いい企業を見つけたい

そんな方に届けば幸いです。

また、最終面接に関しては拙著『ゼロストレス転職』(PHP研究所)の第5章で
詳しくお伝えしています。
ご参照くださいませ。
特に第5章の↓です。

・05タイプ別 ハズレ面接官対策 〜クセの強い役員面接編〜
役員面接では、面接官のプロフィールを事前にチェック
「二つの覚悟」が伝わると、役員面接で意気投合できる


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キャリア相談〜もう転職活動したくありません〜

いただいたご相談はこちらです。
Webマーケターの方からのご相談です。

第一志望の会社の最終面接で落ちました。
正直、内定すると思っていました。
最後の面接も感触は悪くなかったですし。

実は新卒の時にも落ちてリベンジの意味も込めていたこともあって、
かなり気合を入れて準備していました。
だからか、「もう転職活動したくないな」というところまで落ちてしまっています。

でも今の会社辞めたい気持ちは変わらないし、
またこのまま月曜日を迎えるのが嫌です。

どうすれば復活できるでしょうか?

第一志望の会社に、しかも最終面接で落とされると
内定を期待していた分、突き落とされた気持ちになりますよね・・・
「落とすなら最初の方で落としてくれ」なんて思ってしまうことすらあります。

無理せず復活するための、「がっかり感」を味わうという方法

とはいえ、相談者さまが書いているように
「今の会社辞めたい気持ちは変わらない」とあるように
また動き出したい気持ちは揺るがなそうです。

ここはいったん「思いっきり休んでみる」のはいかがでしょうか?
もちろん、休んだ後のおすすめの行動も後半でお伝えします。
そのご提案に前向きになるためにも、
いったん今の、言葉を選ばずにいえば「がっかり感」を味わってみるのです。

「がっかり感」を味わい尽くすとどうなるでしょうか?

不思議と「まぁ、そこまで思い悩まなくてもいいか」と
力まなくても回復してきます。

相談者さんには意外に思われるかもしれませんが
「第一志望と思える会社」や「もう転職活動したくない」と
思えるほどの会社に出会える人は、実は少ないです。

出会える人というのは、自分の転職の軸がはっきりしている人だけです。
その軸は確かな経験と、それを言語化する時間をとってきた人だけです。

だからこそ、既に回復力を備えています。
水に浮かぶときはバタバタしない方が浮かぶように、
ご自身の回復力に身を委ねてみるのはいかがでしょうか?

「第一志望の企業があった」は強みになる

回復力に身を委ねた後は、次の行動をご提案します。
これも、相談者さまが既に持っている「第一志望と思える会社」を
見つけた力を活用します。

繰り返しで恐縮ですが、相談者さまのように
はっきりと第一志望を見つけられる人はとても少ないです。

今よりいい会社ならどこでもいいです
ブラック企業以外であれば
まぁ、ご縁ですから

こう考える人は多いです。
ふわっとしているからこそ、「いい会社」が見つからないのですが・・・

ということは、かっちりと考えられている相談者さまは、
また「いい会社」を見つける力を既に備えているとも言えます。

相談者さまは、その第一志望だった企業の
どこに魅力を感じましたか?

事業内容?仕事内容?働く仲間?福利厚生?待遇?ビジョン?

たくさんの切り口があるかと思います。
今一度、ご自身がその企業に「いいな」と思った理由を列挙してみてください。
多ければ多いほど、はっきりすればするほど良いです。

その目で求人サイトを見る。
転職エージェントに希望を伝える。

これだけでまた「え、こんないい企業があったのか」と発見が待っています。

一社でもいいから第一志望になるまで惚れ込んで、
準備した企業がある相談者さまは、
また愛することができる企業に出会えます。

しかも今度は「より冷静に準備をしよう」と思うはずなので、
合格率も上がります。

確かに今は落ちたばかりで先が見えない辛さはあるとお見受けします。
だからこそ一回味わい切って休んで、
また「第一志望を見つけたスキル」を活用してください。

応援しています。

メッセージ

今週からメルマガの名前が「キャリアの休憩室」に変わりました。
「退職学コラム」ってちょっとわかりにくかったので、
わかりやすくしてみました。

咳が出たりしたら医者に気軽に行くように、
運動したくなったらジムに行くように、
「なんか変だな」「ちょっとしたいな」と思ったら
気軽に立ち寄れるメルマガにできたらと思います。

引き続きよろしくお願いいたします。

このメルマガに返信してくださる方や、
感想を届けてくださる方が増えています。
匿名で質問したい場合は、下記をご活用ください。
https://marshmallow-qa.com/atsuhiko_kamiya

お悩みを聞かせていただきましたら、
このメルマガでお答えさせていただきます。
(もちろん、個人が特定される情報は伏せます)

ぜひ声を聞かせてくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。

退職学・佐野

P.S.トップ画像のラッパスイセン(Narcissus pseudonarcissus)の花言葉は「復活」です

English Ver(translated using a generative AI):<Career Consultation> I was rejected in the final interview at my first-choice company. I have zero motivation to continue job hunting. — The Break Room for Your Career

Good morning,

This is Sota Sano from Taishokugaku®️(resignology). You can find me on Twitter @taishokugaku.

Today’s Theme: “I was rejected in the final interview at my first-choice company, and now I feel utterly unmotivated. What should I do?”

This is a response to a job change consultation received through the newsletter.

Have a clear idea of the company you want to join
Awaiting the final interview
Wanting to find a good company

I hope this reaches those in similar situations.

Your Concern – I Don’t Feel Like Job Hunting Anymore

Here is the consultation I received. It’s from someone in web marketing.

I was rejected in the final interview at my first-choice company. Honestly, I thought I would get an offer. The last interview didn’t feel bad either.
Actually, I was rejected by this company when I was a new graduate and had prepared this time with a sense of revenge. Maybe that’s why I feel like, “I don’t want to do job hunting anymore.”

But, my desire to leave my current company hasn’t changed, and I dread facing another Monday.

How can I bounce back?

Being rejected in the final interview at your first-choice company can feel like being pushed off a cliff, especially when you were expecting an offer. You might even think, “If you were going to reject me, do it earlier.”

Recovering without Forcing Yourself, by Embracing the Disappointment

However, as you write, “My desire to leave my current company hasn’t changed,” so it seems your motivation to move forward is still strong.
Why not take a break and fully embrace this feeling of disappointment? Of course, I will suggest some recommended actions after the break. To be open to that advice, it’s important to fully experience the disappointment you’re feeling now.

What happens when you fully embrace disappointment?

Strangely, you start to feel, “Well, maybe I don’t need to be so worried about it,” and begin to recover without forcing yourself.

You might be surprised, but few people encounter a company they can consider their first choice or feel “I don’t want to do job hunting anymore.”

Such encounters are only for those who have a clear axis for their job change, which comes from concrete experience and time spent articulating it.

Therefore, you already have the resilience. Like floating in water is easier without flailing, why not trust your own power to recover?

“Having a First-Choice Company” Can Be a Strength

After you’ve allowed yourself to recover, I suggest the following action. It leverages the strength you already demonstrated in finding a company you could consider your first choice.
Again, few people, like you, can clearly identify their first choice.

“Any company better than the current one is okay”
“As long as it’s not a black company”
“Well, it’s fate”

Many people think this way. Because their thinking is vague, they can’t find a “good company”…

So, as someone who can think clearly, you are equipped to find another “good company.”

What attracted you to that first-choice company?

The business model? The nature of the work? The colleagues? Benefits? Compensation? Vision?

There are many aspects to consider. Once again, list the reasons why you liked that company. The more and clearer, the better.

With that perspective, look at job postings and communicate your desires to a recruitment agent.

You’ll likely find, “Wow, there’s such a good company out there.”

Since you’ve passionately prepared for a company once, you can fall in love with another company.

Moreover, this time you’ll probably prepare more calmly, increasing your chances of success.

I understand that right now, just after a rejection, it’s tough to see the way forward. So take a full break, then use your “skill in finding a first-choice company” again.

I’m rooting for you.

Message

The newsletter’s name has changed to “The Break Room for Your Career” this week.
“Retirement Study Column” was a bit unclear, so I made it more straightforward.
Like visiting a doctor for a cough or going to the gym when you want to exercise, I hope this newsletter can be a place you casually visit when you think, “Something’s off” or “I want a little change.”

I look forward to continuing with you.

P.S. The flower language of the trumpet daffodil (Narcissus pseudonarcissus) in the top image is “resurrection.”

最新のお知らせ

【最新イベント】
●オーディオブックがはじまりました:『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)
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200名以上の予約をいただいているようです。ありがとうございます!

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●ページ準備中:12月14日(木)20時〜21時30分:読んでなくていい読書会
ゲスト:あいこさん、くりたかさん

●終了:9月6日(水)19時〜:単独ライブ配信:大阪府の総合就業支援拠点「OSAKAしごとフィールド」
・テーマ:未来の自分が楽しみになるキャリアづくり
https://shigotofield.jp/turning_point/#sano

【SNS】
●X(旧Twitter)
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●Instagram
https://www.instagram.com/taishokugaku/

【著作】
●『ゼロストレス転職』(PHP研究所)要約動画
https://youtu.be/4HwOPRcTRUk
●『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!』(サンマーク出版)要約スライド
https://taishokugaku.com/book1-summary-review/

【キャリア相談】
●キャリア相談の詳細、口コミは下記をご覧くださいませ
https://shinro-soudan.com/detail/1ZOZ0kzuyPN121
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