<キャリア相談>”私にしかできない仕事”なんて、ないんでしょうか?<お返事>”伝わっていないだけ”かもしれません〜キャリアの休憩室〜

おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。

本日のテーマは「この仕事って私じゃなくてもいいんじゃないの・・・?」です。

キャリア相談の中でも
仕事に真剣に打ち込みたいひとほど、
「好きなことを仕事にしたい」ひとほど、
頭も心も痛める悩みです。

仕事をしていて虚しい気持ちになることがある
自分にしかできない仕事を探している
社名ではなく自分の名前で仕事をしていきたい

そんな方に受け取っていただければ幸いです。
私は営業とライター時代に、かなり苦しみました。

『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』(サンマーク出版)を読んで
相談に来てくださる方にも多い悩みです。

「私にしかできない仕事」なんてあるのか

「自分にしかできない仕事をしたい」

そう考えたとき、冷静な方はこう考えるのではないでしょうか?

「そもそも自分にしかできない仕事なんて、ないんじゃないか?
そんなものがある会社は属人化が進みすぎで、むしろ問題だ」

正論です。
私もこの考えに賛成する部分もありますし、
「私が会社を退職したら、まずい」と考える責任感が強くて本音が曇ってしまっている方には、この考え方が届くといいなと思います。

例えばですが、AppleのCEOだったスティーブ・ジョブズは
創業した会社にも関わらず、会社を追われました。(のちに復帰)

その間、Appleは倒産することはありませんでした。

極論に見えますが、こういった例はたくさんあります。
大企業や国のトップでさえ、いなくなれば次が現れます。

確かにそうです。
でも、だからといって「私は誰でもできる仕事でいいや」と
諦め切れるほど冷めていないとしたら。

どうすれば「これは私にしかできない仕事だ」という
”実感”を持って働くことができるのでしょうか?

指名される働き方

私が音楽ライターをしている時代に、
「これは私にしかできない仕事だ」という実感を持つために、
目指したことがあります。

それが「指名されること」です。

つまり「佐野さんにインタビューしてもらいたい」、
「このテーマなら佐野さんに声をかけよう」という状態を
なんとか増やせないかと考えました。

したことはシンプルです。
「毎日、歌詞に関するブログを書くこと」です。

2年くらい続くと、だんだんとX(当時Twitter)で
ミュージシャンや先輩同業者からの反応が出てきました。

「見てくれているひともいるんだな」と驚いていたところに、
願っていた「指名」が届きました。
大好きで、尊敬していたミュージシャンでしたので
「記憶に残っている仕事ベスト10」に入っています。

こんな経験から学んだことは、
「これは私にしかできない仕事だ」という実感はつくれる、という自信です。

かつ、発信すること(ブログを毎日発信すること)、
領域を絞ること(私の場合はある音楽ジャンルの歌詞)で
ひとの記憶に残るんだということも知りました。

「その仕事、私がやりたいです」発言は、ひとの記憶に強く残る

これは会社でも応用できます。

上司や同僚、部下に「こういう仕事したいんだよね〜」や
「この仕事、得意かも」という話をしてみる。
こういった簡単なことを続けるだけでも、
ひとの仕事に残ります。

実際にあるプロジェクトの声がかかったAさんは
上司にその理由を聞いてみたら、こんな答えが返ってきたそうです。

マネージャー会議で誰に声をかけるか話し合ったとき、
Aさんが「こういう仕事、もっと増えないですか?」と聞いてきたことを思い出しました。
新しいプロジェクトで答えがあまり見えていないから、
熱意がある方がいいと思って。

声をかける立場から気になるのは
「この仕事、快く引き受けてくれるかな」です。
そのときに「やりたいって言ってたな」は
大きな後押しになります。

現実的な方は「そんな一言くらいで・・・?」と
思われたかもしれません。

こちらのデータをご存知でしょうか?
パーソル総合研究所、日本の「はたらく意識」の特徴を国際比較調査で明らかに国際競争力低下の懸念。日本で働く人の46.3%が社外で自己研鑽せず
https://rc.persol-group.co.jp/news/201908270001.html

パーソル総合研究所がAPAC14の国・地域(主要都市)にとった大規模な調査を見ると、
他国と比べても「管理職志向・出世意欲が低い」、
「自己研鑽しない」、「起業・独立志向が低い」とわかります。

経営者や管理職の方からいただく悩みでは
「もっと仕事に真剣になってほしい」や
「自分から学ぶ組織にするにはどうしたらいいんだ」といただくこともあります。
調査と現場の感覚は一致しています。

一言、しっかり打ち出すだけで
差をつけられる可能性は高いです。

周りのひとに「私にしかできない仕事」や
「ぜひともやりたい仕事」が伝わるだけで、
そんな仕事が増やせます。

矛盾するようですが、意外と周りのひとは
私たちのことをわかっていません。
同じようにいそがしいですしね。

なので「発信を続けること」と
「領域を絞ってみる」が効く可能性はおおいにあります。

「私がやる意味があるな」

そう感じる仕事が増えたらいいですよね。

メッセージ

これは佐野の悩みなのですが、
生成AIを使っていると、どんどん質の高いものが作れるようになります。

それは良かったのですが、新しいAIツールが出てくるたびに
「あ〜これで佐野の仕事また減ったな」とも冷静になります。

生成AIでもできるけど、それでもやりたい仕事

これがキャリアになるかもです。

このメルマガに返信してくださる方や、
感想を届けてくださる方が増えています。
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https://marshmallow-qa.com/atsuhiko_kamiya

お悩みを聞かせていただきましたら、
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ぜひ声を聞かせてくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。

退職学・佐野

P.S.トップ画像のキングサリ(Laburnum anagyroides Laburnum)の花言葉は「相思相愛」です

English Ver(translated using a generative AI): “A Job Only I Can Do” – Does It Even Exist? “It Might Just Be Unnoticed” -The Break Room for Your Career

This is Sota Sano from Taishokugaku®️(resignology). You can find me on Twitter @taishokugaku.

Today’s theme is, “Isn’t this job something anyone could do…?”

Among the career consultations, this is a distressing concern especially for those who are earnestly committed to their work, those who wish to make their passion their profession.

Feeling empty despite being engaged in work
Searching for a job that only I can do
Wanting to work under my name, not just the company’s
I hope this message finds those who resonate with the above sentiments. I personally struggled a lot during my sales and writer phases.

This is a common concern among those who read “Escaping the ‘I Want to Quit My Job’ Loop! A Thought Process That Becomes a Weapon Even After Changing Jobs” (Sunmark Publishing) and come for consultation.

Does “A Job Only I Can Do” Exist?

“I want to do a job that only I can do.”

When you think this way, the pragmatic among us might wonder:

“Does a job that only I can do even exist? If such a thing exists within a company, wouldn’t that indicate an over-reliance on individuals, which is actually a problem?”

It’s a logical argument. I partly agree with this perspective, and I think it would be beneficial for those with a strong sense of responsibility who are clouded by their earnestness to embrace this viewpoint.

For example, Steve Jobs, the CEO of Apple, was ousted from the company he founded (though he later returned).

During his absence, Apple did not go bankrupt.

This might seem like an extreme case, but there are many examples like this. Even the top executives of large corporations or countries are replaced eventually.

Indeed, that’s true. But if you’re not so disenchanted to simply resign yourself to “I’m fine with doing any job,” then how can you work with the “realization” that “this is a job only I can do”?

Being Sought After for Your Work

When I was a music writer, to have the “realization” that “this is a job only I can do,” I aimed for one thing: to be sought after.

That is, “Sano-san, we want you to do the interview,” “For this theme, let’s call Sano-san.” I wondered how I could increase such requests.

What I did was simple: “Write a blog about lyrics every day.”

After about two years, I gradually started receiving feedback from musicians and senior colleagues on X (formerly Twitter).

Just when I was surprised that “there are people watching,” my wished-for “request” arrived. It was from a musician I greatly admired and respected, so it’s among the “top 10 memorable jobs” for me.

From such experiences, I gained confidence that the “realization” of doing a job only I can do can be cultivated.

Also, through continuous broadcasting (writing a daily blog) and focusing on a specific area (lyrics from a particular music genre in my case), I learned that you can remain memorable to people.

“This job, I want to do it” statements strongly stick in people’s memory.

This is applicable even within a company.

Try talking to your bosses, colleagues, or subordinates about “I want to do this kind of work~” or “I might be good at this job.” Just continuing these simple actions can leave a mark on people’s work perception.

In fact, when A-san, who was offered a role in a new project, asked their superior why they were chosen, they received the following response:

During the manager’s meeting on who to approach, we remembered A-san asking, “Can we increase this type of work?” Since the new project’s outcomes aren’t clear, we thought someone passionate would be best.

What those in charge consider is, “Will they happily accept this job?” At that time, thinking “they wanted to do it” can be a significant push.

Those who are realistic might think, “Would a mere statement make such a difference?”

Are you aware of this data?

Persol Research Institute reveals characteristics of “working consciousness” in Japan through international comparison survey, raising concerns about declining international competitiveness. 46.3% of workers in Japan do not self-improve outside of work
https://rc.persol-group.co.jp/news/201908270001.html

According to a large-scale survey conducted by Persol Research Institute across 14 APAC countries/regions (major cities), it’s evident that compared to other countries, Japan’s workforce exhibits “low managerial aspirations/desire for promotion,” “does not self-improve,” and has “low entrepreneurial/independent aspirations.”

The concerns I hear from executives and managers include “I wish they’d take their work more seriously” and “How can we become an organization that learns on its own?” The survey aligns with what I’ve observed in the field.

Just making a clear statement can set you apart.

Even if it seems contradictory, it’s surprisingly common for others not to fully understand us. They’re just as busy, after all.

Therefore, “continuing to broadcast” and “focusing on a specific area” could be very effective.

“It makes sense for me to do this job.”

It would be great if such jobs increase, wouldn’t it?

Message

This is a personal concern, but as I use generative AI, I can create increasingly high-quality work.

While that’s good, every time a new AI tool is released, I calmly think, “Ah, there goes another piece of my work.”

Jobs that can be done by generative AI but you still want to do…

This might become your career.

P.S. The flower language of Laburnum (Laburnum anagyroides Laburnum) is “mutual love”.

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