おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。
退職や転職、進級や引越し。
人間関係がシャッフルされる時期らしい転職相談を
マシュマロ(無料・匿名で悩みが書き込める相談サービス)からいただきました。
「このひととこれからも、関係を続けた方がいいのかな」
誰か頭に浮かんだ人がいる方に、
受け取っていただければ幸いです。
転職相談:人としては合わないけど仕事としてありな転職エージェント、しがらみでしょうか?つながりでしょうか?
いただいたご相談はこちらです。
『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!』(サンマーク出版)で紹介している
「人間関係の仕分けノート」についてです。
相談内容を自分ごとにできるようにするために、
「人間関係の仕分けノート」について先にご説明します。
人間関係を「つながり」と「しがらみ」と「無関心」にわけることで、
自分はどんなひとと付き合っていきたいのか、
自分にはどんな本音があるのかを知るためのツールです。
退職後や異動後も「また会いたい」なら「つながり」、
会いたくないなら「しがらみ」、特に感情が動かないなら「無関心」です。
という前提のもとで、相談者さまの文章をご覧ください。
人間関係仕分けノートを実践しております。
「つながり」「しがらみ」どちらに分類していいのかわからない人がいます。別に深く関わりを持った人ではないのでこれからも関わりたいとは思わないのですが、それだけでこの種の人をしがらみに分類していいものか迷っております。
その人は、
・自分の担当になった転職エージェント
・不利なキャリアについて相談していたところ、今後の進め方について選択肢を提示しつつ別のサービスに行くことを遠回しに勧めてきた
・話している感じでは、こちらも心を開きにくい話し方をされる人(おそらく喋りの抑揚などに感情が無いように感じることや壁を感じることが原因)感覚としては、人として合うという感じはほぼなく、しかしエージェントとして合わないサービスより合うサービスを勧めるという正直(?)な判断をしてくださる方です。
人として合わなくても、変に勧誘してくるなど引き込もうとする姿勢を優先しないところは良い部分かと思い、転職エージェントに過度な期待をして丸投げくらいのことをしそうになっていた自分にストップをかけてくれた…と思うと、これは「つながり」と捉えるべきか、義理と捉えるべきか、わからなくなりました。
佐野さんならどちらに分類されるでしょうか?
お返事:「不利なキャリア」”だけ”を話すと、転職エージェントは冷たくなる
相談者さまは「人としては合わない」けれど
「転職エージェントとしては信頼できるかもしれない」ということで、
「しがらみ」なのか、「つながり」なのかを悩んでいらっしゃるご様子です。
おそらく、相談者さまは「ひとりの人間が持つ多様な性格」を見る目をお持ちであり、
「感情に流されずに理性的に判断する習慣」をお持ちのようにお見受けします。
かつ、ひとに恩義を感じることができる方でもあります。
「人として合わない」と感じている時点で
「しがらみフォルダ」に直行なのですが、
相談者さまの思考性かつ転職エージェントとの関係という
別に友人でもない人間関係。
だからこそ、悩むんですよね・・・
「佐野さんならどちらに分類されるでしょうか?」と質問いただいているので、
先にお答えします。
私が相談者さまと同じ立場であれば、「しがらみ」に入れます。
理由はシンプルです。
転職エージェントは「不利なキャリア」を話して助けてもらう場ではなく、
「0次面接の場」だからです。
「不利なキャリアを持っていてもここなら貢献できるのでは」という仮説をぶつけ、
良い求人を引き出す場です。
そのため、冷たい表現になってしまうのですが・・・
「エージェントとして合わないサービスより
合うサービスを勧めるという正直(?)な判断」というよりも、
転職エージェントとして支援したくないという意思表示を
その転職エージェントの方はされたのだと思います。
お返事:感じている「恩義」が足枷なのかを確かめる方法
一方で、相談者さまの感情はすべて大切です。
例えば下記の「恩義」の部分です。
転職エージェントに過度な期待をして丸投げくらいのことをしそうになっていた自分にストップをかけてくれた…と思うと、これは「つながり」と捉えるべきか、義理と捉えるべきか、わからなくなりました。
感じている「恩義」を軽く扱うことはあってはなりません。
では、どう考えたらいいでしょうか?
前述した理由から、転職エージェントとしては良い関係をいま時点では結べなそうですが、
今後はどうなるかわかりません。
例えば、転職活動を進めて「こういった企業であれば選考が通りやすい」などの
材料が集められたとします。
その材料をもとに、また連絡してみるのはいかがでしょうか?
その反応をもとに、相談者さまの感情がどうなるかを待ってみる。
これであれば、「すぐにしがらみに入れる自分は浅はかかもしれない」や
「つながりがいいかも、モヤモヤ」と動けない自分に悩むこともなくなります。
選考の情報は、転職エージェントとしても知りたい情報です。
「こういった企業なら書類選考は通過するのか」は
貴重な情報ですから。
「しがらみなのかつながりなのか、
見極めるためにもうちょっと材料を集めたい」
そう思ったら、転職エージェントが知りたい情報を提供してみる、を思い出してください。
それでも反応が悪かったりしたら
人間的にもビジネス的にも合わないのですから
すっぱり「しがらみ」フォルダに入れられるはずです。
応援しています。
メッセージ
転職エージェントは、「本当に同じ会社のひとか?」と驚くほど
たくさんのタイプがいます。
情熱的なひと、ロボットみたいなひと、先生のようなひと。
相性の良いパートナーに巡り会えることを願っています。
「願っているだけじゃダメなんだよ!」と思った方は、
『ゼロストレス転職』(PHP研究所)の
「第4章:「転職エージェントガチャ」を回避する方法」をご覧ください。
<転職エージェントが、支援したくなる人、後回しにする人>や
<転職エージェントのレベルを見抜く「カンタンな質問」>を解説しています。
具体的に応援しています!
最新のお知らせ
(1)【最新刊】『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』(あさ出版)
(2)『70%で働く 「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法』(日経BP)好評発売中
(3)連載|日経BOOKプラス
「20代で頑張り過ぎて短期離職→再入社→介護離職 『70%で働く』に至るまで」

https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/072200743/072200001/
(4)YouTubeをひっそり再開しました

https://www.youtube.com/@sano-souta
(5)出演|TBS CROSS DIG with Bloomberg(Human Insight)
「自分の120%は他人の80%」まじめな人ほど陥る“セルフ搾取”/「『70%で働く』はサボりじゃない」

https://www.youtube.com/watch?v=Y4394uziDQI
(6)出演|PIVOT(PIVOT LIFE)
「70%で働く思考法」――「もっと頑張る」から脱する働き方

https://www.youtube.com/watch?v=IZDu_wZe9Uw
(7)インタビュー|BEST TiMES(ベストタイムズ)
「過重労働・パワハラ・介護離職…七転八倒の仕事人生で偶然出会ったフランクルの言葉とは?【『70%で働く』佐野創太氏インタビュー#1】」
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/4302241/
(8)掲載|日本人材ニュースONLINE(連載「だから社員は辞めていく」)
「社員を退職に追い込む『サイクル酔い』の構造とは」

https://jinzainews.net/26813970/
(9)フェルミ漫画大学:『70%で働く』(日経BP)が漫画になりました
登録者数140万人のマンガで本の内容をわかりやすく勉強できるチャンネルで、拙著が紹介されました。

https://www.youtube.com/watch?v=cPR949n3IuE
書き手(佐野創太)のプロフィール

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家
法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。
- 公式サイト:https://taishokugaku.com/
- X(旧Twitter):@taishokugaku
- Instagram:@taishokugaku
- YouTube:@sano-souta
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- 匿名で質問・相談:マシュマロ(無料・匿名で送れます)
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著書一覧
(1)『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』(サンマーク出版/台湾版あり)
・新装版:『脱 会社辞めたいループ 辞めたいけど辞めたくない人のための転職の思考法』(サンマーク出版/タイ版あり)
(2)『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)
(3)『転職・退職を考えたら知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社)
(4)『70%で働く 「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法』(日経BP)
(5)『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』(あさ出版)



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