おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。
本日のテーマは「興味はあるけど務まるか不安で応募できない」です。
ブルーカラー経験があり、一般事務に興味がある26歳の男性の方からです。
マシュマロからいただいた転職相談にお返事します。
他人事だと「いや、応募したらいいんだよ」と言われるのですが、そんなことは相談者さまもわかっているはず。
「応募すればいい」とわかっているけど行動できない
そんな躊躇する気持ちを吹き飛ばしたい方に届けば幸いです。
佐野も、「これやったらいいんだよな」という仕事を、昨日ようやくやっつけました・・・!
「長文を読んでる時間はない!」場合は、こちらの「キャリアの休憩室〜3行まとめver〜」をご覧ください。

3行まとめ
- 「いまの仕事が嫌だから逆の仕事がしたい」のまま転職はしない方がいい
- 自己評価はいらない
- 客観的な評価を集めると転職できる
転職相談:一般事務に興味はあるのですが務まるのか不安で応募する前から怖気づいてしまいます
いただいている転職相談はこちらです。
佐野創太様
転職活動を行っている26歳の男性です。
佐野様へご質問したいことがあります。
私は最近、求人を探すうちに自分が「情熱的(意欲的)に働く」よりも「割り切って淡々と働きたい」タイプだと気づいたのですが、しかし体力的にキツかったりキケンな目に合うイメージのある、いわゆる「ブルーカラー」の仕事にはもう就きたくない(※現在の仕事がブルーカラーです)と思っています。
となるとイメージとしてはホワイトカラーで(勝手なイメージではありますが)事務職などが思い浮かびます。ですが、コミュニケーション能力にあまり自信がなく、また来客対応や電話応対もほとんどしたことがないので、一般事務に興味はあるのですが務まるのか不安で応募する前から怖気づいてしまいます。
佐野様は、こんな私に向いている仕事や職種は何だと思いますか?
(ちなみに自己分析した結果、私の強みは「細やかさ」や「人を見る目がある(人に言われることが多いだけなので根拠を示すのは難しいかもしれませんが)」ということみたいです)
長文になってしまいすみません。
よろしくお願いいたします。
まずお詫びさせてください。
いただいた情報と自己分析の結果では
私から「こんな私に向いている仕事や職種は何だと思いますか?」に答えることはできません。
では、何がお答えできるかというと。
ということがお返事の主題になります。
「いまの仕事が嫌だから逆の仕事がしたい」
いただいた限られた情報にも関わらず、厳しい言い方になってしまって恐縮です。
相談者さまのご状況は「いまの仕事が嫌だから逆の仕事がしたい」ようにお見受けします。
もちろん、転職活動の初期はこの状況でOKです。
「いまの会社や仕事を辞めたい理由がある」という状況ですね。
ここから一歩進んで「では辞めたらどんな仕事をしたいか」がはっきりしてくると「一般事務に興味はあるのですが務まるのか不安で応募する前から怖気づいてしまいます」を抜け出せます。
よくわからないものはやはり怖いものです。
お化けみたいなものです。
実態がわからないものは対処できません。
一方で怖くても実態がわかってくれば、やれることがわかります。
相談者さまの第一歩は、求人票をたくさん見たり興味ある仕事をしているひとの話をたくさん聞くことをおすすめします。
自己評価はいらない。客観的な評価で転職できる
相談者さまは謙虚に「人に言われることが多いだけなので根拠を示すのは難しいかもしれませんが」と書いてくださっていますが、実はこれが突破口です。
転職活動では自己分析、つまり「自分は自分のことをこう思うんです」は不要です。
それこそ証明できないですし、「それってあなたの感想ですよね?」というあのひとの名言が聞こえてきます。(アベプラで共演したことがありまして、とても話しやすいひとでした)
ぜひ「客観的な評価」をかき集めてください。
そこに相談者さまが向いている仕事があります。
願わくば「いまのブルーカラーの仕事が嫌だからそれよりかは良さそうな」という意味での
一般事務やホワイトカラーではない、「興味がある仕事」が見つかるといいなと思います。
なぜかというと・・・まだまだジェンダーバイアスが残っているんです。
「男が事務なんてやるなよ」という意識は根強いです。
しかもこれまでは「女性の仕事」とされていた一般事務も、
採用されることが難しくなっています。
IT化やAI化が進んでいき、この流れは止まらないはずです。
そんな事情もあって、相談者さまにもぜひ「Aが嫌だからBの仕事」を超えて
「Bの仕事がしたい」まで突き進んでいただけたらと思います。
突破口は既に見えています。
「客観的な評価」です。
細かなノウハウは拙著で恐縮ですが
『ゼロストレス転職』(PHP研究所)の第一章<転職の軸になる「強み」の見つけ方>の<03「興味・評価・依頼」の三つの矢印>を読んでみてくださいませ。
ここだけでいいです。
一緒に前に進んでいきましょう。
メッセージ
住んでいる地域の理事長さんとお茶をしてくることになりました。
きっかけは「子どもが偶然遊んでもらうことが重なったから」です。
子どものコミュニケーション能力の高さについていけるように、頑張らねば・・・!
「私はこういう性格だから」とか言ってられない環境になるのも、楽しいものですね。
最新のお知らせ
(1)【最新刊】『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』(あさ出版)
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(3)連載|日経BOOKプラス
「20代で頑張り過ぎて短期離職→再入社→介護離職 『70%で働く』に至るまで」

https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/072200743/072200001/
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https://www.youtube.com/@sano-souta
(5)出演|TBS CROSS DIG with Bloomberg(Human Insight)
「自分の120%は他人の80%」まじめな人ほど陥る“セルフ搾取”/「『70%で働く』はサボりじゃない」

https://www.youtube.com/watch?v=Y4394uziDQI
(6)出演|PIVOT(PIVOT LIFE)
「70%で働く思考法」――「もっと頑張る」から脱する働き方

https://www.youtube.com/watch?v=IZDu_wZe9Uw
(7)インタビュー|BEST TiMES(ベストタイムズ)
「過重労働・パワハラ・介護離職…七転八倒の仕事人生で偶然出会ったフランクルの言葉とは?【『70%で働く』佐野創太氏インタビュー#1】」
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/4302241/
(8)掲載|日本人材ニュースONLINE(連載「だから社員は辞めていく」)
「社員を退職に追い込む『サイクル酔い』の構造とは」

https://jinzainews.net/26813970/
(9)フェルミ漫画大学:『70%で働く』(日経BP)が漫画になりました
登録者数140万人のマンガで本の内容をわかりやすく勉強できるチャンネルで、拙著が紹介されました。

https://www.youtube.com/watch?v=cPR949n3IuE
書き手(佐野創太)のプロフィール

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家
法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。
- 公式サイト:https://taishokugaku.com/
- X(旧Twitter):@taishokugaku
- Instagram:@taishokugaku
- YouTube:@sano-souta
- キャリア相談:お申し込みはこちら
- 匿名で質問・相談:マシュマロ(無料・匿名で送れます)
- メルマガ登録:登録ページはこちら
著書一覧
(1)『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』(サンマーク出版/台湾版あり)
・新装版:『脱 会社辞めたいループ 辞めたいけど辞めたくない人のための転職の思考法』(サンマーク出版/タイ版あり)
(2)『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)
(3)『転職・退職を考えたら知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社)
(4)『70%で働く 「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法』(日経BP)
(5)『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』(あさ出版)


















