おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。
本日のテーマは「転職エージェント経由で急かしてもらっていますが、第一志望の会社から返事が来ません」です。
どうすれば返事は来るのでしょうか?
転職相談で多いのが「転職エージェントの動かし方に悩んでいる」です。
特に都心は転職エージェント経由で転職活動をすることが多く、担当者が「アレ」だとまったく前に進まずイライラします。
転職エージェントが微妙な気がする
履歴書とか職務経歴書を書く気が出ない
第一志望の会社に入社したい
そんなことを考えている方に、受け取っていただければ幸いです。
「長文を読んでる時間はない!」場合は、こちらの「キャリアの休憩室〜3行まとめver〜」をご覧ください。

3行まとめ
- 大手企業に「他社の選考が進んでいます」と返事を急かすのは悪手
- 転職エージェントはリマインドしてない可能性が高い
- 第一志望の企業が即レスしたくなる「足し算アプローチ」がある
転職相談:転職エージェント経由でリマインドしてもらっていますが、第一志望の会社から返事がありません
転職相談の中でいただいたお悩みはこちらです。
ドンピシャの求人があったので急いで応募したんですが、企業から返事が来ません
急ぎの求人であり、転職市場にひとがいなければ社内で何とかしないといけない、と考えるほど焦っている求人だそうです。
転職エージェント経由で週に1回「他社の選考が進んでいます」とリマインドしてもらっていますが、特に効果はありません。
どんな企業か聞いてみると、誰もが知る大手企業のようでした。
そんな場合「転職エージェント経由のリマインド」にはコツがあります。
大手企業、つまり候補者が多ければ多いほど「他社の選考が進んでいます」という引き算のアプローチは悪手になってしまいます。
「他行きたいならどうぞ」と言える交渉権を持っているのは、企業です。
それに、おそらく転職エージェントはリマインドしてない可能性が高いです。
大手企業の人事に週1回リマインドすることは、
多くの場合にクレームになります。
転職エージェントは競合他社と違いをつくりにくいビジネスですから、クライアントである採用企業に強く出ることは少ないです。
(稀に出れる強いキャラクターの担当者もいます)
ではどうすればいいかというと、「貴社に絶対に貢献できます」という足し算のアプローチです。
具体的にどんなアプローチをすればいいか、実例を踏まえてお伝えします。
第一志望の企業が即レスしたくなる「足し算アプローチ」とは
「足し算アプローチ」は「どう伝えるか(How)」と「何を伝えるか(What)」にわかれます。
例えば「どう伝えるか(How)」。
履歴書と職務経歴書なんていうテキスト情報だけで、あなたのこれまでの苦労や経験、再現性が伝わるでしょうか?
あんな窮屈なフォーマットにあなたが収まるはずがありません。
例えば私にキャリア相談をしてくださったAさん(52歳・営業・管理職)は「自己紹介と経歴を端的にプレゼンしている動画を送ったら見てくれるでしょうか?」と考えました。
Aさんは年齢的に厳しい就職活動になることを予測していて、特に「書類選考を何とかしないといけない」と考えていました。
そこで動画です。
功を奏して通過率は上がりました。
一度応募した企業にも転職エージェント経由で動画を送ってもらい、複数社の面接が実現されました。
次に「何を伝えるか(What)」です。
ここで書くと数万字になるので、詳しくは拙著『ゼロストレス転職』(PHP研究所)の「第3章:すごい実績はいらない!「応募書類」の書き方」にある「プラスアルファの書類」に9割の力を注げ」をご覧ください。
「履歴書・職務経歴書以外に、書類を添付してもいい」こと、厳しい上司をネタにする「上司リファレンス」、ストレスを武器に変える「顧客リファレンス」、苦労とすごさが伝わる「仕事資料のまとめ」、あなたを丸ごと伝える「自分大全」、マネジメント能力を証明する「部下まとめシート」を解説しています。
もともとは私のように早期退職や無職、介護離職を経験している「ワケあり人材」が書類選考を突破する方法として解説していますが、「企業にリマインドする」ときの「足し算のアプローチ」としても有効です。
履歴書や職務経歴書は、ほんっっっっっとうに古いです。
あなたの経験を伝えられるツールではないですし、採用企業側にも「読むのめんどい」と思わせてしまうやっかいものです。
「何かプラスできないか」「もっと読みやすくできないか」と思うだけで、きっと第一希望があなたに即レスしたくなる方法が思いつくはずです。
一緒に前に進みましょう。
メッセージ
「履歴書とか職務経歴書に書けるほどのスキルも経験もないなぁ」と
落ち込む方は多いかもしれません。
私も書くときがあるのですが、なんとなく凹みます。
でも、あれはフォーマットがひとの経験や能力を最大化するようになってないんですよね。
テキスト情報としてさーーーっと並べるだけというか。
狭い部屋にぎゅうぎゅう詰めにされて「もっとコンパクトになりなさい」と言われているだけです。
なので、プラスアルファの資料をつくってみてください。
魅力はもっと、伝わります。
応援しています。
この「キャリアの休憩室」に返信してくださる方や、感想を届けてくださる方が増えています。
匿名で質問したい場合は、下記をご活用ください。
https://marshmallow-qa.com/atsuhiko_kamiya

お悩みを聞かせていただきましたら、
このメルマガでお答えさせていただきます。
(もちろん、個人が特定される情報は伏せます)
(数が増えているのでランダムになります)
(緊急性や重要性が高いものや法人のビジネス相談はキャリア相談をご検討ください)
ぜひ声を聞かせてくださいませ。
拙著の感想も心待ちにしています。
いつも届けてくださり誠にありがとうございます。
最新のお知らせ
(1)【最新刊】『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』(あさ出版)
(2)『70%で働く 「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法』(日経BP)好評発売中
(3)連載|日経BOOKプラス
「20代で頑張り過ぎて短期離職→再入社→介護離職 『70%で働く』に至るまで」

https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/072200743/072200001/
(4)YouTubeをひっそり再開しました

https://www.youtube.com/@sano-souta
(5)出演|TBS CROSS DIG with Bloomberg(Human Insight)
「自分の120%は他人の80%」まじめな人ほど陥る“セルフ搾取”/「『70%で働く』はサボりじゃない」

https://www.youtube.com/watch?v=Y4394uziDQI
(6)出演|PIVOT(PIVOT LIFE)
「70%で働く思考法」――「もっと頑張る」から脱する働き方

https://www.youtube.com/watch?v=IZDu_wZe9Uw
(7)インタビュー|BEST TiMES(ベストタイムズ)
「過重労働・パワハラ・介護離職…七転八倒の仕事人生で偶然出会ったフランクルの言葉とは?【『70%で働く』佐野創太氏インタビュー#1】」
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/4302241/
(8)掲載|日本人材ニュースONLINE(連載「だから社員は辞めていく」)
「社員を退職に追い込む『サイクル酔い』の構造とは」

https://jinzainews.net/26813970/
(9)フェルミ漫画大学:『70%で働く』(日経BP)が漫画になりました
登録者数140万人のマンガで本の内容をわかりやすく勉強できるチャンネルで、拙著が紹介されました。

https://www.youtube.com/watch?v=cPR949n3IuE
書き手(佐野創太)のプロフィール

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家
法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。
- 公式サイト:https://taishokugaku.com/
- X(旧Twitter):@taishokugaku
- Instagram:@taishokugaku
- YouTube:@sano-souta
- キャリア相談:お申し込みはこちら
- 匿名で質問・相談:マシュマロ(無料・匿名で送れます)
- メルマガ登録:登録ページはこちら
著書一覧
(1)『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』(サンマーク出版/台湾版あり)
・新装版:『脱 会社辞めたいループ 辞めたいけど辞めたくない人のための転職の思考法』(サンマーク出版/タイ版あり)
(2)『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)
(3)『転職・退職を考えたら知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社)
(4)『70%で働く 「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法』(日経BP)
(5)『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』(あさ出版)

















