おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。
本日のテーマは「特に理由はないけど働く気が起きません」です。
立て続けにこの内容のキャリア相談をいただいています。
キーワードは「”静かな退職(Quiet Quitting)”」です。
「もしかしたら当てはまっているかも」と
点検していただければと思います。
なんだか働くこと自体に飽きてきたような気がする
会社が嫌いなわけではないけど、退職したい
会社辞めたい気がするけど転職したいわけでもないかも
こういった経験がある方に受け取っていただければ幸いです。
”静かな退職(Quiet Quitting)状態かを知る6つの指標
熱心に働いていたひとが、
いつからかあまり覇気がない。
会議で積極的に発言していたのに、
最近は一言二言話すだけ。
そんな状態になるひとがいます。
あなたの同僚にいないでしょうか?
もしかしたら”静かな退職(Quiet Quitting)”かもしれません。
「事を荒げずに退職すること」ではありません。
「会社を辞めはしないが、精神的には既に退職していて最低限の仕事だけを淡々とする状態」です。
”静かな退職(Quiet Quitting)”研究の権威に、
Vistage Worldwideのチーフリサーチオフィサーであるジョー・ガルヴィンという人物がいます。
彼はForbesのインタビューで
「”静かな退職(Quiet Quitting)の6つの兆候」を
以下のように記しています。
1.Disengagement on a chronic basis.
2.Performance only to the minimum set of performance standards
3.Isolation from other members of the team
4.Withdrawal from any non-necessary conversations, activities or tasks
5.Attendance at meetings but not speaking up or taking action
6.Teammates report a sudden increase in their workload in having to pick up the slack
(出典:6 Signs That A ‘Quiet Quitter’ Is Among Your Employees And What To Do About It)
日本語に意訳するとこうなります。
(ChatGPTをもとに作成)
1.慢性的な関与(エンゲージメント)の低下
2.必要最低限の仕事だけする
3.チームの他のメンバーからの孤立
4.仕事以外の会話、活動、またはタスクから距離を置く
5.会議には出席するが、発言や行動を取らない
6.チームメイトが静かな退職者(Quiet Quitter)の仕事を補うために、仕事量が急増したと報告する
これらの指標に当てはまれば当てはまるほど、
「自分は”静かな退職(Quiet Quitting)”かも」とわかります。
”静かな退職(Quiet Quitting)には2種類ある
佐野も何度か”静かな退職(Quiet Quitting)”を経験したことがあります。
「そこまで頑張らなくても」「特に学びたい事ないな」と思っていましたし、
励まされても「はぁ、頑張ります」のような。
一方で”静かな退職(Quiet Quitting)”は
2種類あることはよく見逃されています。
「精神的余裕を持って働くこと」や
「燃え尽き症候群を発生させないための対処法」としての側面もあるため、
”静かな退職(Quiet Quitting)”状態だからといって、悪いわけではありません。
「前向きな”静かな退職”(Quiet Quitting)」期間とも言えるでしょう。
「自分は生活も含めてどう生きたいんだろうか」であったり
「生活と仕事のバランスをどう取りたいのか」のように
長期的に答えを出す問いを投げかける時期も大切です。
人事や経営者にとっては課題ではあるのですが、
それも起こり得ることとして組織をつくるのが仕事です。
一個人の人生、という視点で見ると
「前向きな”静かな退職(Quiet Quitting)”」は必要だと言えます。
ただ、以前の私のように
「なんだか虚しい」であったり
「もう頑張る意味を感じない」という
「後ろ向きな”静かな退職(Quiet Quitting)”」であれば要注意です。
「後ろ向きな”静かな退職(Quiet Quitting)”」は、
「前向きな”静かな退職(Quiet Quitting)”」のように
何か自分に問いかけたり、人生や生活を見直す行動をとりません。
ただ、日々を過ごすだけです。
その期間の記憶がないのです。
「休むこと」も「楽しむこと」もせず、
ただ無気力でいるだけです。
もしいま「あまり働く気がないな」となっていたら
「どっちの”静かな退職(Quiet Quitting)”かな」と
考えてみることをおすすめします。
メッセージ
4月が迫ってきて、転職や退職の情報が増えています。
私も情報を発信していてなんですが、
あまり気にしなくていいです。
他人と比べてやる気が出るひと以外は、
ただ焦るだけです。
それよりも自分の考えている事を書き出したり、
気の合う仲間に相談する方が
よっぽど「自分の答え」が見つかります。
応援しています。
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退職学・佐野
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書き手(佐野創太)のプロフィール

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家
法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。
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