<キャリア相談>管理職になりたくない私は何を目指したらいいでしょうか?<お返事>「生成AIのマネジメント」はいかがでしょうか?

おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。

本日のテーマは
「管理職になりたくないのですが、何を目指したらいいのでしょうか?」です。
いただいたキャリア相談にお答えします。

これは悩ましいんですよね・・・
個人のキャリアとしては「自分の本音に従おう」と言われますが、
会社のキャリアパスとしては「管理職を目指してください」となりがちです。

個人の希望を叶える道が、
会社では限られるんですよね。

本当は現場にで続けたい
正直、出世に興味がない
マネジメントかエキスパートの道しかないのだろうか

そんなことを考えたことがある方に、
受け取っていただければ幸いです。

キャリア相談:管理職になる以外の道はないんでしょうか?

いただいたキャリア相談はこちらです。

佐野創太さん

「自分で決めろ」という類の質問かと思いますが、投稿させていただきます。

私はいま、そろそろ管理職試験の話が出ています。評価されているということで光栄ではあるのですが気が乗りません。会社には言えませんが管理職の重さに耐えられる気がしません。

現場にい続けたい気持ちが強いのですが、現場にい続けたいとして管理職になることを拒否しててる人への会社の風当たりは、かなり強く感じています。

佐野さんの『ゼロストレス転職』(PHP)を読んでだいぶ自分の目指したいことは明らかになりました。でも、会社にその器がないように感じます。では転職しろ、という話なのですが年齢も年齢なので躊躇しています。

本当に管理職になるしか会社にい続ける道はないのでしょうか?結果的に管理職になるのかもしれないですが、他にも選択肢を知りたいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

『ゼロストレス転職』(PHP研究所)を読んでくださり
誠にありがとうございます。
転職成功本という「一点の成功」を超えて、
キャリアという「線の成功」を考えるきっかけとしてくださったこと、
大変光栄です。

相談者さまは普段から本やひとから
多くを学んでいる方だとお見受けします。

意外とキャリアの選択肢が少ない。
いまの会社で管理職になりたくない。

これはキャリアを本気で考え始めたひとが、
最初にぶつかる壁と言えるかもしれません。

いまの会社にい続けようとしても
プレイヤーでい続けることをよしとする会社は多くないですよね。
仮にエンジニアやデザイナーといった職人の世界であっても、
マネジメントやリーダーのキャリアパスしかない場合があります。

正確には現場にい続ける、エキスパートの道もあります。
でも、会社の本音としては
「やっぱり年齢が上がっていったら上司の立場を経験してほしい」と考えられています。

そんな八方塞がりなキャリアの道に、
ひとつ新しい道が出てきています。

「生成AIのマネジメント」です。
特に「管理職になりたくない」が
「人間関係のゴタゴタに巻き込まれたくない」という意味を含んでいるのであれば、
「生成AIのマネジメント」はキャリアとして”あり”です。

ひとをマネジメントするように、生成AIをマネジメントするキャリアが生まれている

ざっっっくりと、これまで私たちの仕事を分類します。
仕事の定義を「●●を動かして価値を生み出す」とすると、わかりやすくなります。

・自分の手を動かす
・頭を動かす
・人を動かす
・金を動かす

ここに「生成AIを動かす」が入ってきているのが、
ChatGPTが世間を賑わして以降のキャリアの選択肢の変化です。

会社が「自分の手を動かす」だけでなく、
頭や人、金を動かすキャリアに進んで欲しいと願う理由はシンプルです。

自分ひとりの生産性を上げるのには、限界があるからです。

それが頭を使えば二倍になるかもしれません。
人や金を使えば10倍になるかもしれません。

では、生成AIを使えば、どうなるでしょうか?
試しにChatGPTが持っている情報を聞いてみると、
こう返ってきました。

私は、2023年4月までの情報を学習しています。このデータには、インターネット上で利用可能なテキスト、書籍、ウェブサイト、その他のメディアからの情報が含まれています。

具体的には以下のようです。

(1)言語理解と生成: 私は多数の言語を理解し、それらを使って文章を生成できます。例えば、英語、日本語、スペイン語などです。

(2)情報検索と解釈: インターネット上で利用可能な情報を基に、さまざまな質問に答えることができます。これには、歴史、科学、文化、技術など幅広いトピックが含まれます。

(3)教育支援: 数学の問題解決、言語学習、科学的概念の説明など、教育関連の質問に対応できます。

(4)テクニカルサポート: プログラミング、ソフトウェアの使用法、電子機器のトラブルシューティングなど、技術的な問題に対するサポートを提供します。

(5)創造的なタスク: 物語や詩の作成、アイデアの出し方、デザインの提案など、創造性を要する作業にも対応できます。

(6)データ解析と可視化: 数値データの解析、統計的な質問への答え、グラフやチャートの作成など、データ関連の問題にも対応します。

この能力を持った人物を採用するのも育成するのも、マネジメントするのは
かなり苦労するはずです。

かつ、これらを個人で、組織で学ぼうとすれば
膨大な量と費用がかかるはずです。
いまでは有料でも月20ドル、日本円でだいたい3000円程度で
利用可能になります。

しかも世界中でAiの進化のためにコストが投下され、
どんどんレベルが上がっています。
生成Aiのアウトプットの質を上げる命令文をつくりだすために
「プロンプトエンジニアリング」という領域も注目されています。

会社から言われるように自分ひとりの仕事を自分のペースでし続けるわけにはいかない。
だからといってマネジメントとかには進みたくない。
のであれば、生成AIの動かし方を学んでみるのはいかがでしょうか?

相談者さまは、
社内で「あのひとは現場知識があって、それを生成AIを使って
価値を何倍にも引き上げているよね」と言われる。
そんなポジションを検討してみるのはいかがでしょうか?

相談者さまは管理職になることを求められるほどですから
社内の業務知識があり、評判も信頼もあるはずです。
そんな相談者さまが生成AIを使って、社内の業務改善や
新規事業立案に挑んでいく。

プレイヤーでも管理職でもない立場から
キャリアを作っていける可能性に満ちています。

「生成AIを動かす」を選択肢に入れてみてくださいませ。

メッセージ

「私の仕事で生成AIを使うとどうなりますか?」という相談は、
個人のキャリア相談でも法人のビジネス相談でも増えています。

組織の観点から見ても、全社員が管理職になれるわけではない、
かといってずっと現場社員で居させ続けるわけにはいかない、と悩んでいます。

そこで「生成AIを動かす」が、ひとつのキャリアパスとして注目されています。

「生成AIを動かす」キャリアは、まさにはじまったばかりですね。

このコラムに返信してくださる方や、
感想を届けてくださる方が増えています。
匿名で質問したい場合は、下記をご活用ください。
https://marshmallow-qa.com/atsuhiko_kamiya

お悩みを聞かせていただきましたら、
このコラム上でお答えさせていただきます。
(もちろん、個人が特定される情報は伏せます)
(数が増えているのでランダムになります)
(緊急性や重要性が高いとお考えのものや法人のビジネス相談はキャリア相談をご検討ください)
ぜひ声を聞かせてくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。

退職学・佐野

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書き手(佐野創太)のプロフィール

佐野創太(すり合わせ学の編集長/退職学®研究家)

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家

法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。


著書一覧

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