おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。
本日のテーマは「優良企業の見つけ方」です。
『ゼロストレス転職』(PHP研究所)の読者さまが
マシュマロで相談を寄せてくださいました。

『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)は、
紙・電子・オーディオ版があります
職探し、けっこう疲弊するんですよね。
私も無職の時代があったので
「こんなにたくさん会社はあるように見えるのに」と
途方に暮れていました。
自分にぴったりの会社を見つけたい
でも見つからない
そんな方に届けば幸いです。
=====ここからがコラムです=====
埼玉県の田舎に住んでいます。いい企業が見つかりません
いただいたご質問はこちらです。
マシュマロからいただきました。
突然のご連絡失礼いたします。 埼玉県の田舎に住んでいる、現在転職活動をしている者です。
佐野様の『ゼロストレス転職』を拝読しました。とてもためになる内容で心が少し救われております。そこで、『ゼロストレス転職』の内容を参考に直接応募したい企業が見つからないかとグーグルの検索窓に「(地元の地域)_企業」で検索をかけてみたのですが、
田舎ということもあってかなかなか「直接応募したら当たりそう」と思えるような良さそうな企業が見当たりません。このやり方で探し続けるのも効率も悪いような気がしてきており、とてもモヤモヤします。
ただのネット検索で出てきた企業の一覧の中から優良な企業を見極める方法は無いのでしょうか?
もしありましたらぜひ教えていただけますと幸いです。
いい企業を見つける、大変ですよね。
仰るように「グーグルの検索窓に「(地元の地域)_企業」で検索」は
効率の悪さを感じるはずです。
企業分析の方法は世に出ていますが、
企業発見の方法はあまり出ていません。
書いてくださっているように「田舎ということもあって」は本当にあります。
情報量が圧倒的に不足しているので、
「いい企業なのか見極めようがない」状態です。
しっかり企業HPや採用HPをつくっていないので、
検索するだけでは見つからないことが多いです。
採用していても「採用しているかがわからない」のです。
ということで、企業分析の前の「企業発見」の方法を列挙します。
『ゼロストレス転職』(PHP研究所)に掲載したものは省きます。
まだ試していないものがあれば、ぜひお試しください。
入社する企業は一社なのですから、
大量に見つける必要はありません。
運命の一社を見つけてください。
大手求人サイト、転職エージェント以外の企業発見の方法
投稿者さまが考える「優良企業」は、私の想像の域を出ないので
とにかく「企業を見つける方法」に絞ってご紹介します。
(1)世界No. 1 の求人検索エンジン
Google検索では出てこない企業でも、
indeedなら見つかるかもしれません。
地域で探せるので便利です。
「世界No. 1 の求人検索エンジン」と謳っていることもあり、
求人数も豊富です。
(2)役所のHPを見る
暮らしている地域の役所のHPに、
「就職支援」や「就労支援」、「受け入れ先企業募集」などはないでしょうか?
転職活動というと民間サービスが主流なイメージがありますが、
それは都会の話です。
地方は公的サービスがまだまだ強いです。
(3)ハローワークを見る
ハローワークの求人は玉石混合なので、
それこそ『ゼロストレス転職』(PHP研究所)で紹介している、
企業分析の方法を併用することになります。
例えばさいたま県のハローワークはこのように一覧になっています。
https://jsite.mhlw.go.jp/saitama-hellowork/list.html
ここから探すことができます。
(4)地元名×転職エージェント
転職エージェントは都会に集中していますが、
「地元密着」の転職エージェントがあります。
(5)地元名×転職(就職)フェア(イベント)
地域の新聞社が転職や仕事のフェアを開催していることがあります。
(6)SNSで探す
Google検索と近くなりますが、
SNSで発信している企業の目的には、
採用があります。
採用に使われるSNSはX(旧Twitter)、LinkedInなどがあります。
中長期的に求人を探す方法
ここからは中長期的に正社員求人を探す方法になります。
(6)副業、兼業サイトから探す
数年前から「地方副業」「地域副業」が界隈でブームになっています。
「人材は欲しいけど正社員では採用できない」企業が
副業人材に注目し始めています。
副業から正社員になる道を探すことになるので遠回りではなるのですが、
地方企業は都会の企業よりも「一発で正社員で採用する」ことに抵抗を感じます。
投稿者さまの状況によるのですが、
「中長期的に探す」ことができるのであれば
この方法もおすすめです。
(7)大学の卒業生ページから探す
お住まいの地域と通われていた大学が近ければ、
卒業生ページを見るのも一つです。
ここには卒業生同士をつなげる同窓会イベントなどがあり、
人伝で探していきます。
最強の企業発見方法は「人伝」
(8)あらゆる人的つながり
人伝で探していくとなると、あらゆるつながりが求人開拓の方法となります。
私の相談者さんでも「趣味のバンド仲間に転職の話をしたら見つかった」人もいますし、
「高校の時の担任の後輩の会社に就職した」人もいます。
親の知り合いの会社、ゼミの先輩の親戚の会社なんてこともありました。
「気が遠くなる話だ・・・」と感じるかもしれません。
それでも、マーク・グラノヴェッター氏は、 著書の中でこう記しています。
人的つながりを用いる人々は、現職に非常に満足する傾向が最も高く、逆に満足感を表明しない可能性が最も低かった。そして〝直接応募〟、フォーマルな方法の順で 満足度が低くなった。
(引用:『転職―ネットワークとキャリアの研究』マーク・グラノヴェター著/ 渡辺深訳(ミネルヴァ書房)P11)
人的つながりは「最終手段」と思われていますが、
実は「最初の手段」であり、も っともいい転職方法として使っていいのです。
投稿者さまの半径5メートルに最高の求人はあるかもしれません。
最新のお知らせ
(1)【最新刊】『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』(あさ出版)
(2)『70%で働く 「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法』(日経BP)好評発売中
(3)連載|日経BOOKプラス
「20代で頑張り過ぎて短期離職→再入社→介護離職 『70%で働く』に至るまで」

https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/072200743/072200001/
(4)YouTubeをひっそり再開しました

https://www.youtube.com/@sano-souta
(5)出演|TBS CROSS DIG with Bloomberg(Human Insight)
「自分の120%は他人の80%」まじめな人ほど陥る“セルフ搾取”/「『70%で働く』はサボりじゃない」

https://www.youtube.com/watch?v=Y4394uziDQI
(6)出演|PIVOT(PIVOT LIFE)
「70%で働く思考法」――「もっと頑張る」から脱する働き方

https://www.youtube.com/watch?v=IZDu_wZe9Uw
(7)インタビュー|BEST TiMES(ベストタイムズ)
「過重労働・パワハラ・介護離職…七転八倒の仕事人生で偶然出会ったフランクルの言葉とは?【『70%で働く』佐野創太氏インタビュー#1】」
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/4302241/
(8)掲載|日本人材ニュースONLINE(連載「だから社員は辞めていく」)
「社員を退職に追い込む『サイクル酔い』の構造とは」

https://jinzainews.net/26813970/
(9)フェルミ漫画大学:『70%で働く』(日経BP)が漫画になりました
登録者数140万人のマンガで本の内容をわかりやすく勉強できるチャンネルで、拙著が紹介されました。

https://www.youtube.com/watch?v=cPR949n3IuE
書き手(佐野創太)のプロフィール

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家
法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。
- 公式サイト:https://taishokugaku.com/
- X(旧Twitter):@taishokugaku
- Instagram:@taishokugaku
- YouTube:@sano-souta
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著書一覧
(1)『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』(サンマーク出版/台湾版あり)
・新装版:『脱 会社辞めたいループ 辞めたいけど辞めたくない人のための転職の思考法』(サンマーク出版/タイ版あり)
(2)『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)
(3)『転職・退職を考えたら知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社)
(4)『70%で働く 「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法』(日経BP)
(5)『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』(あさ出版)



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