<転職相談>転職はしたい。でもどんな会社に行きたいか決まりません<お返事>ネガティブ体験を使うのはどうでしょう?〜キャリアの休憩室Vol.84〜

おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。

本日のテーマは「転職はしたいけど、
自分がどんな会社に行きたいかわからない」です。

以前にも取り上げた際には
「佐野が思ういい会社を知ることで、
自分がいいと思う会社を思い浮かべる」という内容でした。

実は転職相談でとても多い内容なのです。
これは社会人3年目などの第二新卒の方から
マネジメント歴10年以上の管理職の方までいただきます。

会社選びって、難しいんですよね。

メルマガ読者さまで「こういう会社いいな」を見つけられた方から
メッセージをいただきましたので、
ご紹介いたします。

転職活動中であったり、
今後のキャリアを考えている方に
受け取っていただければ幸いです。

「●●な会社に転職したい」と企業選びの軸に気付けたひとの特徴

メルマガ読者さまからのメッセージは
先日の号外の<転職前に知りたい「連鎖退職」が起きる企業の意外な特徴とは>へのものでした。

読者さまは<次に働くときは、「退職ありき」思考の会社で
働きたいと思います>と結んでらっしゃいました。

その方は10数年勤めた会社を最近退職した経験から,
<「退職ありき」思考の会社、とても良いな>と感じたそうです。
背景にはその方ならではのものが綴られていました。

会社や仕事選びの基準として、「とても強い」ですよね。
自分ならではの体験と結びついていることから、
この読者さまは転職活動をはじめたら、
あらゆるタイミングで「あ、これは退職ありきの会社だな」と気付けるはずです。

求人票を見ても、面接に行っても、です。
転職エージェントなど第三者を介した情報からも気付けます。

転職サイトを見たり転職エージェントの話を聞いても
「何だかぴんとこないなぁ」と思ったら
「自分ならではの体験と結びついている条件」を探してみるのはいかがでしょうか?

その体験から出てきた条件は、
「業界」や「企業規模」などの
客観的なものではないはずです。
転職サイトの条件検索にはないものです。

では、「自分ならではの体験と結びついている条件」を探すときには
どんなコツがあるでしょうか?
これもメッセージをくださった読者さまから教わりました。

「できれば繰り返したく無い」。ネガティブな体験から「企業選びの軸」は出てくる

<「退職ありき」思考の会社で働きたい>と
メッセージをくださった読者様の背景には、
”ネガティブな体験”がありました。

もちろん、こうしてひとの体験を色付けすること自体は
失礼なことでもあります。
当事者が決めることですし。

そのため、”自分にとってネガティブな体験”という点が大切です。
周りが「え、それは嫌な体験でしたね」と言ってきても
「いや、そんなことないですよ」と思っていたら
それは”ポジティブな体験”です。逆もそうですね。

”自分にとってネガティブな体験”は
自分の強い価値観になります。
強い価値観ほど企業選びの軸として機能します。

ちょっと無理矢理ですが、
いま”ネガティブだな〜”と思う経験をされている方がいらっしゃったら
「これは企業選びの軸を見つける突破口かも」と捉えられるか
試してみるのはいかがでしょうか?

その先に「転職したい会社の私にとっての条件」が見えてきます。
さらには”自分にとってネガティブな体験”も
「あの体験があったからこそ、いまがある」と
過去の体験もプラスに転換できるようになります。

私も無職になる前後の体験や、独立後の「仕事が、ない!」という経験が
いまの価値観をつくってくれているなと思います。
渦中のときは「それどころではない」んですけどね。

「自分ならではの体験と結びついている会社選びの条件」を
見つけるヒントになれば幸いです。

メッセージと最新のお知らせ

メッセージをくださった読者さま、
誠にありがとうございました。
このメルマガを詳しいお返事とさせていただければ幸いです。

メルマガへの返信を備忘録やメモとして使っていただいてもOKです。
思ったことや感じたことを残すと、記憶にも残ります。

こうして発信しておいてなんですが、
読者さまにとっては情報を受け取るよりも
受け取って考えたこと、感じたことの方が
情報そのものよりもはるかに価値があります。

このコラムに返信してくださる方や、
感想を届けてくださる方が増えています。
匿名で質問したい場合は、下記をご活用ください。
https://marshmallow-qa.com/atsuhiko_kamiya

お悩みを聞かせていただきましたら、
このコラム上でお答えさせていただきます。

(もちろん、個人が特定される情報は伏せます)
(数が増えているのでランダムになります)
(緊急性や重要性が高いとお考えのものや法人のビジネス相談はキャリア相談をご検討ください)

ぜひ声を聞かせてくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。

退職学・佐野

P.S.トップ画像のスズラン(Convallaria majalis)の花言葉は「幸せの再来」です

English Ver(translated using a generative AI):”<Career Consultation> The rapid changes in generative AI have caused me to lose confidence. <Reply> Shall we take refuge in the past?— The Break Room for Your Career

Good morning,

This is Sota Sano from Taishokugaku®️(resignology). You can find me on Twitter @taishokugaku.

Today’s topic is about those who want to change jobs but are unsure about the kind of company they want to join.

As previously discussed, understanding what I consider a good company can help you visualize the type of company you would find appealing.

This is a common topic in job change consultations, received from people who are in their third year of working to those with over ten years of management experience.

Choosing the right company can indeed be challenging.

A reader of our newsletter who found their ideal company type shared their thoughts with us, which I am pleased to introduce.

This may be helpful for those currently job-hunting or contemplating their future careers.

Characteristics of People Who Realized ‘I Want to Work for a ●● Type of Company’

The message from our reader was in response to the recent special edition article, [“Before Changing Jobs: The Surprising Traits of Companies Where Chain Resignations Occur”]
The reader concluded, “Next time, I would like to work in a company that thinks ‘resignation is a given’.”

This perspective comes from their recent resignation after a decade-long stint at a company, leading them to appreciate the idea of working in a ‘resignation is a given’ company. Their unique background played a significant role in this.

Choosing a company or job based on such strong personal experiences is powerful. This reader will likely recognize a ‘resignation is a given’ company at various stages of their job hunt.

This applies when looking at job listings, attending interviews, and even when receiving information through third-party channels like recruitment agencies.

If you feel uncertain while browsing job sites or listening to recruitment agents, why not look for conditions that resonate with your unique experiences?

These criteria often aren’t about objective factors like ‘industry’ or ‘company size’, and may not be found in typical job site filters.

So, what tips can be shared for finding conditions tied to personal experiences? This was also learned from the message sent by our reader.

‘I Prefer Not to Repeat It’: Negative Experiences Can Inform Your Choice of Employer

The background of the reader who wished to work in a ‘resignation is a given’ company involved a negative experience.
Of course, labeling someone’s experience can be presumptuous. It’s ultimately up to the individual.

What’s important is how you perceive your experiences. Even if others view an experience as negative, it might not be so for you, and vice versa.

Experiences that you personally find negative can become strong drivers of your values, playing a key role in your choice of employer.

Even if you’re currently undergoing what seems like a negative experience, consider it a potential breakthrough in finding your criteria for choosing a company.

This could lead to clarity on the conditions you seek in your ideal employer. Moreover, these negative experiences can be transformed into positives, as they have shaped who you are today.

My own experiences before and after unemployment, and the ‘no work’ phase post-independence, have significantly shaped my current values. Although, at the time, I was too overwhelmed to realize their importance.

I hope these insights help you in discovering your unique criteria for choosing a company.

Message

Thank you very much to the reader who sent this message. I would be delighted if this newsletter could serve as a detailed response.
Feel free to use replies to the newsletter as a record or note. Writing down your thoughts and feelings helps solidify your memories.

While I am the one disseminating this information, what you think and feel upon receiving it holds far more value than the information itself.

P.S. The flower language of the Lily of the Valley (Convallaria majalis) featured in the top image signifies ‘The Return of Happiness’.”

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https://shinro-soudan.com/detail/1ZOZ0kzuyPN121

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●最新のメディア出演、寄稿情報はこちらです

●2000部重版が決まりました:『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)
読んでくださった方、誠にありがとうございます。
こちらにお礼のメッセージを記載しております。
https://taishokugaku.com/2023/11/07/reprint-zero-stress-tenshoku/

●日本初のAIキャリアbotをつくりました(2023年11月10日9時30分現在)
URLはこちらですが、うまく作動しているでしょうか?
https://chat.openai.com/g/g-oUsqQFg9e-moyamoyaruputuo-chu-botutobytui-zhi-xue-r-resignology
現在はChatGPTの有料アカウントのユーザーが使えるようです)
「使えた」「使えなかった」などありましたら、
マシュマロ(無料、匿名でメッセージが送れる)からお聞かせくださいませ
ユーザーの方へのメッセージ、使い方の注意点やポイントをこちらに記載しています

【最新イベント:準備中】
●2024年3月28日(木)20時〜21時30分:第3回読んでなくていい読書会
※ゲスト:あいこさん、くりたかさん
※これまでの回は、すべて増席・キャンセル待ち席分も含めて満席になっています
※※メルマガ「キャリアの休憩室」に登録して、優先情報をお待ちいただければ幸いです

【発売中】
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こちらから動画の配信予約ができます
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200名以上の予約をいただいているようです。ありがとうございます!

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●『ゼロストレス転職』(PHP研究所)要約動画
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●『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!』(サンマーク出版)要約スライド
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