おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。
本日のテーマは「転職のタイミングがわかりません」です。
キャリア相談の中で話題になった、
「この会社にずっといないとは決めたんですけど、
具体的に転職するタイミングっていつがいいんでしょう?」です。
これはいくつかパターンがあります。
本日は「辛い状況にあるけれど、
今すぐ退職するのは転職活動で不利だ」と考えているパターンについて
お伝えします。
「いつまで耐えられるか」という状況になっている
早く辞めたいがいま辞めると逃げな気がする
転職前にいまの会社で何を最後にしたらいいか考えている
そんな方にも届けば幸いです。
キーワードは「締め切り力」です
=====ここからがコラムです=====
目次(table of contents)
「いつまでこの会社にいるか」締め切りを決めてしまおう
「転職することは決めました。
でもいつまでいまの会社にいようか、
決めかねています」
そんな相談をよくいただきます。
この状態のままで「3年経ってしまいました」なんて方もいらっしゃいます。
この宙ぶらりん状態、辛いんですよね・・・
終わりがあると「それまではなんとか」と思えるのですが、
ないと「え、いつまでこの状態・・・?」と気が遠くなります。
ご提案です。
締め切りをつくるのはいかがでしょうか?
確かに責任感が強いひとほど、
役職が上がるほどに
「自分ひとりでは退職を決められない」悩みを抱えます。
しかし、あなたが決めれば
意外なほど動き出します。
誰も決めてくれないですしね・・・
「最終出社日」をさっと決める2つの方法
ここでの締め切りとは、
つまり「最終出社日」です。
「最終出社日」は、意外にも簡単に決められます。
あなたの会社にも、いくつかの「区切り」がないでしょうか?
「うちの会社は異動があるとしたら●月だ」であったり、
「繁忙期が終わるのが●月だ」であったり、
「プロジェクトはあと半年で終わる」など。
こういった「自然にある終わり」を
最終出社日に定めるのはいかがでしょうか?
感性的に決めることもできます。
例えばあなたの誕生日はいかがでしょうか?
「そんな適当な」と思われたかもしれませんが、
あるキャリア相談者さまは「子どもの誕生日を締め切りにしました」と話していました。
あなたの記念日を締め切りにするのはいかがでしょうか?
意外と、最後の日は自分で決められちゃうものです。
最終出社日を決めると、「やるべきこと」が見えてくる
締め切りは、とても大きな力をくれます。
ちょっと学生時代を思い出していただいてOKでしょうか?
テスト前になると、不思議な力が湧いてきて(?)
徹夜をした経験がある方もいらっしゃるのでは。
夏休みの最終日になると、
2ヶ月分の力が湧いてきて(?)
親を動員するほどのパワープレーをした人もいらっしゃるはず。
これを「デッドライン効果」といいます。
つまり、締め切りを設けると、力が湧いてくるのです。
仕事でも応用が効きますし、
既に実感されている方もいらっしゃるはずです。
厳しい営業ノルマを課せられて
「あと1週間でなんとか達成しないと・・・!」と
終わりが見えているときには行動量が増したり。
「嫌な顧客だけどあと1ヶ月もすれば私が異動だから、
なんとか頑張るか」と思えたり。
人はゴールテープがあると、走り切れます。
反対に、出口があるかわからない迷路は
最初の一歩も踏み出せないです。
本当はすぐにゴールがあったとしても、です。
いまの環境をつらく感じているときは、
もしかするとゴールのないマラソン、
出口のない迷路にいるような状況かもしれません。
「この状況は自分で終わりをつくれる」
そんな力があることを思い出して、
前に進んでいただければと思います。
応援しています。
=====ここまでがコラムです=====
メッセージと最新のお知らせ
締め切りの話をお伝えしたのは、
「そろそろ定年退職なんだよね。
久しぶりに仕事が楽しい」という方とお話ししたからです。
終わりが見えると走れるし、
何より走るのが楽しくなるんですよね。
佐野もこまめに終わりをつくっていこうと思います。
このコラムに返信してくださる方や、
感想を届けてくださる方が増えています。
匿名で質問したい場合は、下記をご活用ください。
https://marshmallow-qa.com/atsuhiko_kamiya
お悩みを聞かせていただきましたら、
このコラム上でお答えさせていただきます。
(もちろん、個人が特定される情報は伏せます)
ぜひ声を聞かせてくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。
退職学・佐野
P.S.トップ画像のスイートピー(Lathyrus odoratus)の花言葉は「門出」です
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