おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。
本日のテーマは
「20代後半で退職が続いています。次はどうしましょう?」です。
事業開発を中心にキャリアを積んでいる方から
マシュマロで転職相談がありました。
退職が続いていて、次も不安がある
事業開発のキャリアに興味がある
キャリアチェンジしたいけど、年齢もネックになるのではと思っている
そんな方に届けば幸いです。
お悩み:退職が続いてしまっています
いただいたお悩みがこちらです。
20代後半、4社ほど正社員を経験してきました。 スタートアップで事業開発を中心に経験しましたが、コロナやパフォーマンスを出し切れず退職が続いてしまっています。
正社員を希望して転職活動を行いましたが数か月で決まらず派遣で再び事業開発に就きましたが4か月で契約終了となりました(先方の求める水準が高すぎてミスマッチになったことが原因)。ざっくり原因分析すると以下です。
・退職を繰り返す原因⇒会社の求めるパフォーマンスが高すぎて自分の能力に見合っていない(何度も繰り返している)
・正社員転職が上手く行かない原因⇒知名度が高い人気企業を受けている(軸の設定が甘く、結局人気企業に寄ってしまう)ネクストアクションとして、 「不人気だけど成長市場で堅実に仕事できる業界・職種」「知名度が低い大手企業の新規事業部」などを狙うのが良いかなと考えていますが、前者・後者オススメなどあれば伺いたいです(必要であればセッション申し込みます)。

見ての通り、ご自分で悩みを分析し、
退職が続いている原因を分析し、
次の行動も考えていらっしゃいます。
私の推測で恐縮ですが、
相談者さまは「自分で考えて仕事ができる」、
つまり自走できる人材だとお見受けします。
そのため、確かにいまは大変な境遇にいらっしゃるかもしれませんが、
必ず復活して願うキャリアを取り戻せるはずです。
事業開発、新規事業開発は「総合芸術」
一方で、いまの境遇に満足いっていないのであれば、
自分の仮説を手放すのも有効な手段です。
Aという結果を産む原因はAという仮説ですから、
A以外のXの結果をつくるにはA以外の仮説を採用すると良いです。
読む限りだと「事業開発」や「新規事業」に興味があるように
お見受けいたします。
これらは私も会社員時代に経験がありますし、
いまも携わっています。
これほどやりがいのある仕事はないんじゃないかと思うほど魅力的です。
一方で、事業開発や新規事業開発は
「総合芸術」のような性格もあります。
つまり、「いろいろな職種を経験してきて、社内でも人脈があるひとが
部署を超えてひとつの事業を推進する」というものです。
となると、社外で圧倒的な結果を出して
「ぜひ弊社に来てください」と、
まるで三顧の礼で迎え入れられるか、
社内で白羽の矢が立つかになります。
これもマシュマロの情報だけで判断して恐縮なのですが、
「20代後半、4社ほど正社員経験、
コロナやパフォーマンス不足で退職が続いている」状況ですと、
どちらの道も現実的ではありません。
「お前は私の何を知っているんだ」と思わせてしまいそうで
申し訳ございません。
転職活動は「迂回すると」うまくいく
とはいえ、「事業開発や新規事業の道をあきらめろ」と言っているわけではありません。
実際に相談者さまと近い状況から、
新規事業の担当者になった方はいらっしゃいます。
どんな方法だったか。
ここで先ほどの「自分の仮説を手放す」と
事業開発、新規事業開発の仕事の性質が有効になります。
つまり、一回の転職で
「希望の仕事に就ける」という仮説を手放すことです。
相談者さまの場合におすすめの道は、
「いったん営業やマーケティング、編集など、
数字の成果が見えやすい」かつ
「チームで推進する性質」の仕事に就くことがおすすめです。
相談者さまは「自分で考えて仕事ができる」、
つまり自走できる人材だとお伝えしました。
かつ、4社経験ということはたくさんの仕事をされていると思いますが、
その中で「どんな環境でもしていた仕事」は何かないでしょうか?
それが相談者さまの「得意な仕事」です。
強みが発揮されている仕事です。
それはもしかしたら「ECサイトの運用」かもしれませんし、
「SEOライティング」かもしれません。
「法人営業」かもしれないですし、私もまったく知らない仕事かもしれません。
事業開発、新規事業開発にたどり着く道として、
一番歩きやすい道は何なのか。
そんな仮説で転職活動をするのはいかがでしょうか?
その上で転職活動の会社選びとして書いてらっしゃる軸を
どちらも進めるのがおすすめです。
相談者さまの強みが発揮できることが最優先です。
(1)不人気だけど成長市場で堅実に仕事できる業界・職種
(2)知名度が低い大手企業の新規事業部
(2)であった場合は、新規事業の部署ながらも
「数字の成果が見えやすい職務がはっきりしている」かつ
「チームで推進する性質」は外さないことをご提案します。
転職活動は一本道ではありません。
迂回してみると、ぴったりの道が見つかります。
最新のお知らせ
(1)【最新刊】『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』(あさ出版)
(2)『70%で働く 「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法』(日経BP)好評発売中
(3)連載|日経BOOKプラス
「20代で頑張り過ぎて短期離職→再入社→介護離職 『70%で働く』に至るまで」

https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/072200743/072200001/
(4)YouTubeをひっそり再開しました

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(5)出演|TBS CROSS DIG with Bloomberg(Human Insight)
「自分の120%は他人の80%」まじめな人ほど陥る“セルフ搾取”/「『70%で働く』はサボりじゃない」

https://www.youtube.com/watch?v=Y4394uziDQI
(6)出演|PIVOT(PIVOT LIFE)
「70%で働く思考法」――「もっと頑張る」から脱する働き方

https://www.youtube.com/watch?v=IZDu_wZe9Uw
(7)インタビュー|BEST TiMES(ベストタイムズ)
「過重労働・パワハラ・介護離職…七転八倒の仕事人生で偶然出会ったフランクルの言葉とは?【『70%で働く』佐野創太氏インタビュー#1】」
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/4302241/
(8)掲載|日本人材ニュースONLINE(連載「だから社員は辞めていく」)
「社員を退職に追い込む『サイクル酔い』の構造とは」

https://jinzainews.net/26813970/
(9)フェルミ漫画大学:『70%で働く』(日経BP)が漫画になりました
登録者数140万人のマンガで本の内容をわかりやすく勉強できるチャンネルで、拙著が紹介されました。

https://www.youtube.com/watch?v=cPR949n3IuE
書き手(佐野創太)のプロフィール

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家
法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。
- 公式サイト:https://taishokugaku.com/
- X(旧Twitter):@taishokugaku
- Instagram:@taishokugaku
- YouTube:@sano-souta
- キャリア相談:お申し込みはこちら
- 匿名で質問・相談:マシュマロ(無料・匿名で送れます)
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著書一覧
(1)『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』(サンマーク出版/台湾版あり)
・新装版:『脱 会社辞めたいループ 辞めたいけど辞めたくない人のための転職の思考法』(サンマーク出版/タイ版あり)
(2)『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)
(3)『転職・退職を考えたら知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社)
(4)『70%で働く 「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法』(日経BP)
(5)『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』(あさ出版)


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