おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。
本日のテーマは「仕事してる場合じゃないんだが」と
思えるほどの出来事に遭遇したときにどうすればいいかです。
30年、40年と生きていれば
振り返ってみて「よくこの出来事を乗り越えられたな」と
自分でも驚く経験がある方も多いはずです。
予想ですが、「キャリアの休憩室」読者さまには
乗り越えてきた経験が多い方も多いのではと思います。
既に乗り越えたことがある方は「だから私は乗り越えられたのか」と自信にしていただき、
真っ只中にいる方は進む方向の一つとして
受け取っていただければ幸いです。
=====ここからがコラムです=====
ストレスはランキングになっている
「仕事してる場合じゃないんだが」という経験は、
数値化されランキングになっています。
国立保健医療科学院がの論文で
「ホームズの社会的最適応評価尺度」が発表されています。
第42巻第3号(1993年9月)の「特集:ストレスと健康」の中で、
夏目誠氏が「ライフイベント法とストレス度測定」として引用しています。
中には一見するとポジティブに見える「結婚」や「妊娠」なども
ストレスの一つとされています。
仕事でいうと「解雇・失業」「退職」「転職」
「仕事上の責任の変化」「妻の就職や離職」「就学・卒業」「労働条件の変化」があります。
これらの中でも特に「仕事してる場合じゃないんだが」となるものもあると思います。
そんなとき、あなたはこれまでどうしてきたでしょうか?
ストレスは12段階の向き合い方がある
ストレス解消法は、もちろんひとそれぞれ個性があるでしょう。
一人で部屋にこもった方がいいひともいれば、
友人と話すなど発散した方がいいひともいます。
その中でも「これはもう乗り越えられないかも」と思えるほどの
大きなストレスに出会ったときの解消法があります。
正確には「向き合い方」です。
「悲嘆のプロセス」をご存知でしょうか?
「大切な人との死別によるショックを受けてから、
立ち直るまでを12段階のプロセス」です。
提唱者は上智大学の名誉教授でもある哲学者のアルフォンス・デーケン氏です。
日本終末期ケア協会のページを引用します。
1段階 精神的打撃と麻痺状態
2段階 否認
3段階 パニック
4段階 怒りと不当感
5段階 敵意とうらみ
6段階 罪意識
7段階 空想形成・幻想
8段階 孤独感と抑うつ
9段階 精神的混乱とアパシー
10段階 あきらめ‐受容
11段階 新しい希望‐ユーモアと笑いの再発見
12段階 立ち直りの段階‐新しいアイデンティティの誕生
(出典:「悲嘆プロセスをケアに活用する」)
詳しくはリンク先に譲りますので
ぜひご覧になってください。
ストレスはごまかさないと、小さくなる
キャリア相談でこの話をするのは
「無職になってしまいました」や
「パートナーの家族に不幸があって」といったお悩みをいただくときです。
正直、「この悲嘆のプロセスを辿れば必ず回復しますよ」と言えるほど
簡単な話ではありません。
ただ、隣にいさせてくださった相談者さんの話を聞いていると、
コツは「ごまかさないこと」なのかもと思います。
悲しいのであれば、その悲しみをごまかさない。
寂しいのであれば、その孤独を味わい尽くす。
ネガティブと思われ、人前で表現しにくい心のうちを
自分では見つめる。
その連続が悲嘆のプロセスという階段を上がっていくように思います。
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書き手(佐野創太)のプロフィール

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家
法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。
- 公式サイト:https://taishokugaku.com/
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著書一覧
(1)『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』(サンマーク出版/台湾版あり)
・新装版:『脱 会社辞めたいループ 辞めたいけど辞めたくない人のための転職の思考法』(サンマーク出版/タイ版あり)
(2)『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)
(3)『転職・退職を考えたら知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社)
(4)『70%で働く 「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法』(日経BP)
(5)『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』(あさ出版)

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