退職代行を使えば楽に会社を辞めれますよね?〜退職学コラム〜

おはようございます!
『ゼロストレス転職』(PHP研究所)著者の佐野です。

メルマガ読者さまからこんな質問が届きました。

退職代行ってどう思いますか?

転職エージェントが一緒に転職活動を進めてくれるように、
退職代行会社は一緒に退職活動を進めてくれます。

「会社くらい自力で辞めなよ・・・」という意見も多いです。
が、そうもいかないから退職代行が生まれ、今も存在しています。

「万が一に備えておくと安心して頑張れる」という性格の方に届けば幸いです。
退職代行は、救急車です。

=====ここからがコラムです=====

「話せばわかる」が通用しない人と組織もいる

ちょうど昨日、退職代行についてポストしました。
上司である課長に2人きりの空間で
「退職するなら次に行く会社名を言ってからじゃないと退職させない。それが礼儀だ」
「有給消化は認めない」などと、
2時間ほど言われたという投稿についてのコメントです。
これは退職代行案件ですね・・・体調を崩したりされないよう、ご自愛くださいませ。課長(上司)個人の問題も大きいですが、会社も大きそう。退職を「良い退職と悪い退職」にわけないと、こういう退職モンスターはいなくならない。
退職代行を使う意義がわかりやすいケースです。
おそらく、この上司は話し合いができるタイプではないのでしょう。
もしくは、話し合いができない課長を産んでしまう会社の仕組みに問題があります。いずれも「退職後もアルムナイに所属して、会社と繋がりを続ける」ことは難しいでしょう。

さらには2人きりの空間で2時間詰めるなんてことをしているようです。

退職代行は、救急車として存在する

こんな緊急事態のために、退職代行があります。
つまり、退職代行は救急車として存在しています。体調が崩れた。でも自力で病院に行けない。
そんなときに私たちは救急車を使います。退職代行も同じです。会社を辞めることにした。でも自力で退職できない。

そんなときに退職代行は力強い味方になってくれます。

退職代行を使って、「後悔しています」と打ち明ける人がいる

退職代行はよく間違われるのですが、救急車であってタクシーではありません。

「退職の手続きが面倒だから、退職代行でも使っとくか」
「言い出して気まずい空気になるの嫌だから、退職代行にやってもらうか」

もしこんな謳い文句で誘っている退職代行があったら、まったくおすすめしません
実際にこういった宣伝をする退職代行を使った人(Aさんとします)が、
キャリア相談に申し込んでくれました。

Aさんは次のように打ち明けてくださいました。

退職代行を使ったことを後悔しています。
今からでも何とかできないですかね?

結論としては、Aさんは退職代行を使ったことを謝罪し、
出戻りすることになりました。

これは確かにレアケースです。
でも、退職代行が頭をよぎったら思い出してください。
まともな退職代行会社・団体かを見極める基準はこれです。

退職代行を、タクシーのように扱っているか。救急車のように扱っているか。

キャリアの情報には、攻めも守りも必要です。
守りのキャリア論として、「退職代行は救急車だ」と思い出してください。

=====ここまでがコラムです=====

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本日9月6日19時からは、OSAKAしごとフィールド10周年特別企画に登壇します。
話すテーマは「未来の自分が楽しみになるキャリアづくり」です。
視聴してくださる方、質問もできるようですのでぜひ楽しんでくださいませ。ドタ参もできるはず!
お待ちしています!
●イベントページはこちら:https://shigotofield.jp/turning_point/#sano
●ライブ配信予約はこちら:https://f.msgs.jp/webapp/form/17131_xiz_1237/index.do
●アーカイブ予約はこちら:https://f.msgs.jp/webapp/form/17131_xiz_1240/index.do
それでは、水曜日!
週の折り返しの方もいらっしゃるはず。
行ってらっしゃいませ!

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・テーマ:未来の自分が楽しみになるキャリアづくり
●(追加枠・残1席)9月14日(木)20時〜21時30分:読んでなくていい読書会

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