おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。
本日のテーマは「マネジメントっていい経験ですよね?
でもトラウマレベルでやりたくないんですが」です。
キャリア相談の中で出てきたテーマです。
「過去に失敗したけれど、
やっぱり再チャレンジした方がいいよな」という
ブレーキとアクセルを同時に踏んでいるような状況です。
どう考えればいいのでしょうか?
来年からマネジメントをするかもしれない
40歳以降で転職できるための経験を探している
「やりたいけど動けない」と気づいてから時間がけっこうすぎている
そんな人に届けば幸いです。
=====ここからがコラムです=====
悩み:チームを崩壊させたことがあるので、マネージャーになるのが怖いです
キャリア相談の中ではこんな風に
話題になりました。
40代を迎えるにあたって、
これからも転職できる自分でいたいと思っていて。
そのためにはマネジメント経験は必須ですよね。とはわかっているのですが、一度チームを崩壊させてしまったことがあって・・・
原因は私の力不足なんですが、
あのときを思い出すともう一度マネージャーになるのは
正直怖さがあります。
そうなんです。
30後半くらいからマネジメント経験があると、
転職活動がぐっと楽になるんですよね。
だからチャンスがあるのならば、
現職でマネージャー経験を積みたい。
でも・・・と感じているひとはたくさんいらっしゃいます。
こんなときはどうしたらいいでしょうか?
ひとつの突破口は
「大きな問題は小さく分解して考える」です。
苦手な食べ物、例えばピーマンも
小さくしてハンバーグに入れてしまえば食べられる。
みじん切りですね。
そんなことが仕事でも起きます。
仕事においてみじん切りすると
「こんな難易度が高いことをやっていたのか!意外と自分はすごいな」と
自分をまず認められます。
次に「もっと難易度の低いところからやったらうまくいくのでは?」と
具体的なアイディアや勇気が湧いてきます。
相談者さんとは「マネジメントがしたくない問題」を
このように分解してみました。
マネジメントを5つに「レベル分け」すると、やる気になる
「マネージャーやりたくない問題」を小さく分解してみると、
相談者の方とは「マネジメントのレベルがつけられそうですね」とわかりました。
「私が失敗したときは、かなりレベルが高かったようです」と見えてきました。
マネジメントのレベルを相談者さんと一緒に
5つにわけてみました。
矢印の左にあるものが難易度で言うと「易」で、
右にあるものが「難」です。
(1)事業フェーズ:既存事業⇆新規事業
(2)事業の専門知識:ある⇆ない
(3)チームメンバーとの関係性:強い⇆弱い
(4)自分の働き方:フルタイム勤務⇆時短
(5)出勤スタイル:出社多め⇆リモートワーク多め
相談者さんが「トラウマレベルです・・・」と話していたマネジメントは、
(1)〜(5)のうち、ほとんどが難易度「難」のものでした。
相談者さんもそれがわかると、こう納得していました。
これでうまくいく方がおかしいですね。
むしろよくこの状態でマネジメントさせたなって、
当時の会社の方針を疑いたくなりました(笑)
そして、相談者さんは「難易度を下げたマネジメントからはじめられないか、
会社にかけあってみます」と行動を設定されていました。
あなたもこんなことはないでしょうか?
装備ゼロでラスボスに立ち向かおうとしているようなことが、
ときどき起こります。
目の前にある大きな課題を「いくつかの切り口で分解できないかな?」と眺めていただいて、
難易度を設定してみてください。
相談者さんのように「小さく分けると易しいレベルから始められる」ことがあるかもです。
それになにより、「自分はこれまでも頑張ってきたんだよな」とわかると、
挑戦する勇気が湧いてきます。
勇気、大事です。
最新のお知らせ
(1)【最新刊】『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』(あさ出版)
(2)『70%で働く 「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法』(日経BP)好評発売中
(3)連載|日経BOOKプラス
「20代で頑張り過ぎて短期離職→再入社→介護離職 『70%で働く』に至るまで」

https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/072200743/072200001/
(4)YouTubeをひっそり再開しました

https://www.youtube.com/@sano-souta
(5)出演|TBS CROSS DIG with Bloomberg(Human Insight)
「自分の120%は他人の80%」まじめな人ほど陥る“セルフ搾取”/「『70%で働く』はサボりじゃない」

https://www.youtube.com/watch?v=Y4394uziDQI
(6)出演|PIVOT(PIVOT LIFE)
「70%で働く思考法」――「もっと頑張る」から脱する働き方

https://www.youtube.com/watch?v=IZDu_wZe9Uw
(7)インタビュー|BEST TiMES(ベストタイムズ)
「過重労働・パワハラ・介護離職…七転八倒の仕事人生で偶然出会ったフランクルの言葉とは?【『70%で働く』佐野創太氏インタビュー#1】」
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/4302241/
(8)掲載|日本人材ニュースONLINE(連載「だから社員は辞めていく」)
「社員を退職に追い込む『サイクル酔い』の構造とは」

https://jinzainews.net/26813970/
(9)フェルミ漫画大学:『70%で働く』(日経BP)が漫画になりました
登録者数140万人のマンガで本の内容をわかりやすく勉強できるチャンネルで、拙著が紹介されました。

https://www.youtube.com/watch?v=cPR949n3IuE
書き手(佐野創太)のプロフィール

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家
法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。
- 公式サイト:https://taishokugaku.com/
- X(旧Twitter):@taishokugaku
- Instagram:@taishokugaku
- YouTube:@sano-souta
- キャリア相談:お申し込みはこちら
- 匿名で質問・相談:マシュマロ(無料・匿名で送れます)
- メルマガ登録:登録ページはこちら
著書一覧
(1)『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』(サンマーク出版/台湾版あり)
・新装版:『脱 会社辞めたいループ 辞めたいけど辞めたくない人のための転職の思考法』(サンマーク出版/タイ版あり)
(2)『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)
(3)『転職・退職を考えたら知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社)
(4)『70%で働く 「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法』(日経BP)
(5)『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』(あさ出版)

メルマガ「キャリアの休憩室」














