おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。
本日のテーマは「求人票の”応募要件”を満たしていなくても、
応募はしていいのか?」です。
キャリア相談の中で
「応募しようと思っても応募をためらう」という
お悩みをいただきました。
応募する勇気を奮い立たせる具体的な方法と、
書類通過率をがつっと上げるちょっとした書き方を解説します。
=====ここからがコラムです=====
目次(table of contents)
“応募要件”はざっくり満たしていれば応募してOK
結論からです。
“応募要件”は満たしていなくても応募してOKです。
「ざっくり満たしてるな」くらいならば、とりあえず応募してみましょう。
こんな例があります。
大手求人サイト経由で明らかに第二新卒枠のエンジニア求人に
45歳の人が応募しました。
書類は通過して、面接に進むことになっています。
Webマーケターの求人に、
”応募要件”の中の4つの仕事のうち、
3つを満たしている人が応募しました。
内定まで進みました。
「意外と”応募用件”は適当なんだな」と
思われたかもしれません。
その通りです。
私は採用広報のコンサルティングをするときには、
必ず「その”応募要件”ってほんとうに必須ですか?」と
「全部満たしている必要はありますか?」とヒアリングします。
ほとんどの場合は「あれば尚良いです」や
「これは満たしていてほしいですね」という話になります。
採用側も「この求人でどんな人がどれくらい応募してくるかな」と
手探りです。
「とりあえず応募する」の意識でOKです。
「この求人、気になる」と思ったということは、
きっとあなたの中に応募要件と合致するご経験があるはずです。
書類選考の通過率を上げる「書き方」のコツ
書類の通過率を上げるコツもあります。
求人に書いてある”応募要件”や”必須要件”の内容と、
近しい経験があることを応募時に補足で書くことです。
例えばこういうことです。
採用担当の求人で”応募要件”にこう書いてあったとしましょう。
(1)中途採用の担当者としてのご経験3年以上
(2)面接、説明会実施のご経験
(3)エンジニア採用のご経験
応募するときにはこう書きます。
(1)中途採用の担当者としてのご経験3年以上
●●株式会社の中途採用担当として、
採用計画、人物用件の策定から4年関わっています。
(2)面接、説明会実施のご経験
これまでに●●名の面接経験と、
説明会は●●回実施しています。
(3)エンジニア採用のご経験
エンジニア自体の採用の経験は未経験ですが、
社内のエンジニアと仕事をした経験と、
広くIT人材、Web人材という意味では
Webマーケターの採用に従事しています。
こうすると採用担当者は
「わざわざ職務経歴書を見る手間を省いてくれるなんて!」と、
あなたの気遣いから「一緒に働きやすそうだ」とあなたの人柄を知ることができます。
そしてもう一つ。
「この”応募要件”は自信ないな・・・」というときでも、
あきらめずに「近い経験」を書くと
「それならキャッチアップできるかもな」と判断されることもあります。
気になる求人があれば、
「採用担当の職務経歴書を見る手間を省く」と
「近い経験を書く」の2つを試してみてください。
あなたのこれまでの努力が伝わり、
面接にたどり着く確率がぐっと高まります。
=====ここまでがコラムです=====
メッセージと最新のお知らせ
転職サイトといい転職エージェントといい、
間違いなく「寝てても進む」ように
どんどん効率化が進んでいます。
だからこそ、「めんどいしそれって採用側がやるべきことでしょ」という手間を、
こっちから省くひとがいい企業に転職していきます。
「まぁ、ちょっと先回りしてみるか」と考えると、
驚くほど採用側から「ぜひ来てください」と
オファーが増えます。
ほとんどの人がしないので、
ぜひ先回り戦略、お試しくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。
退職学・佐野
P.S.トップ画像のエーデルワイス(Leontopodium alpinum)の花言葉は「勇気」です
こちらから動画の配信予約ができます
https://shigotofield.jp/
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