日刊SPA!のインタビューが公開されました。
なかなか煽りレベルの高いテーマです。
>出世を諦めた「万年ヒラ社員」が、50歳を過ぎたら取り組むべきこと
鋭い方は「このテーマは佐野にふさわしくないのでは」とお気づきになるかもしれません。
確かにそうです。私は1988年生まれで2023年で35歳になる年齢です。
「50歳を経験したことのない若造がわかったようなことを」と言われても仕方ない立場です。


それもあってか、Yahoo!ニュースに転載されると、ヤフコメは500近くついています。
心臓に悪いので見ないようにします。

でも、実は佐野は「出世を諦めた「万年ヒラ社員」が、50歳を過ぎたら取り組むべきこと」というテーマの当事者であると言えます。
ちょっと佐野のこれまでと今の生活にお付き合いください。
佐野は2017年に独立しました。
でも「好きなことやるぞ!」といった勢いはなく、
独立のきっかけは介護離職でした。母が体調を崩したのです。
大事な会議がある時に限って、家族からくるSNSコール。
「今日も欠席ですいません」と連絡して募る罪悪感。
新規事業責任者という立場のプレッシャー。
これらが一緒に押し寄せて「もう会社員(正社員)では働けないんだなぁ」と諦めたことが、
独立の最大の要因でした。
(酒井穣さんが『ビジネスパーソンが介護離職をしてはいけないこれだけの理由』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を発表されているように、
介護離職はしないにこしたことはありません)
20代後半にして、出世を諦め、35歳になる今では育児中心の生活を送っています。
ふと不安になることがあります。
「この働き盛りの年齢で、育て盛りの生活を送っていていいものか」
何が言いたいかといいますと、「出世を諦めた「万年ヒラ社員」が、50歳を過ぎたら取り組むべきこと」というテーマは
私に取って「一度通った悩み」であり、「現在進行形の悩み」でもあります。
「20代、30代はガムチャラに働け!その蓄えが40代以降を豊かにする」という声が聞こえてきます。
きっとこれは真実です。でも、私のようにそういった生き方ができない人もたくさんいます。
そんな人の生き方は不幸になるのか。
そうではない、と否定したいがために仕事と育児の両立の生き方をしていますし、
共感してくださる方のキャリアを支援させていただいています。
働き方が生き方を追い越してはいけないと思うのです。
「そろそろ生き方から見直してみるか!」というタイミングの方に届けば幸いです。
それと、ご安心ください。もちろん佐野だけの経験でインタビューに答えてはいません。
キャリア相談に来てくださった40代や50代といった人生の先輩方との対話も基になっています。
ご感想、ご意見、ご質問などお気軽に下記からお聞かせくださいませ。
心待ちにしています。
退職学・佐野
【著作】
●『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』(サンマーク出版)
●『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)
【メルマガ・SNS】
●Twitterはこちらです
●Instagramはこちらです
●メルマガはこちらです(無料、不定期発行)
【キャリア相談・お問い合わせ先】
●キャリア相談の詳細、お申し込みはこちらです(レビュー、口コミも公開しています)
●お問合せ先はこちらです
コメントを残す