<お手紙>救急車に運ばれて思い出したキャリアと転職に通じる言葉〜キャリアの休憩室Vol.80〜

おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。

あなたは2024年のお正月、どのように過ごされましたか?
1月から求人を公開する企業も増えます。
春に向けた異動の話が出る企業も多いです。

願いが叶いますように。
応援しております。

今日は2024年のコラム第一号です。
本来は1月5日を予定していたのですが、
大幅に遅れてしまってこと、お詫び申し上げます。

理由はですね、、、実は1月2日の明け方に救急車で運ばれまして・・・
食あたりからの胃腸炎、からの風邪をこじらせました。
育児と家事しかできない状態が終わったのが、
昨日1月7日です。

ということで、本日のテーマは「病とキャリア」です。
仄暗いテーマに見えますが、
実は働き方や暮らし方を考えるときに、
病は多くのことを教えてくれる先生のような存在です。

楽しい仕事を長く続けていきたい
心身ともにすり減らない働き方を探している
「何歳まで働くんだろう」と漠然と考えることがある

そんな方に受け取っていただければ幸いです。

※いままさに病と向き合ってらっしゃる方も
メルマガ読者さまにはいらっしゃるかと思います。
時間を置いて読んだりと、タイミングを選んでいただければ幸いです
(何か具体的な病気の話が出てくることはございません)

「病は福音なり」を思い出す

病、病気と聞いてプラスのイメージがある方は
あまりいらっしゃらないのではないでしょうか。
佐野も佐野の家族も、「常に健康です!」とは
言い切れない体質です。

今回も「こんな状態で仕事と育児の両立を
続けられるのかなぁ」と弱気になりました。

世間では「介護離職」が社会問題になっています。
「大切なひとの病とも付き合わないといけないのか」とますます・・・

そんなときに思い出した言葉があります。

「病は福音なり」

私は高校がキリスト教系だったこともあり、
朝の礼拝か何かで聞いた言葉だったと記憶しています。
(あいまいです・・・あまりちゃんとした生徒ではありませんでした)

下記の箇所を先生が読んだとき
解説の言葉として足していたのが
「病は福音なり」でした。

あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。
(新約聖書 コリント人への第一の手紙 第10章)

正直、当時は「綺麗事はやめてくれ」と思いました。
サッカー部に所属していて、怪我をしていたこともあり
「そんなことより早く直してくれ」と反発しかありませんでした。

あれから20年近く経ちまして。
少し「病は福音なり」と
向き合えるようになりました。

病が教えてくれること

病とはキャリアの文脈で言い換えることができます。
私の例で恐縮ですが、早期退職や無職、介護離職などがそうです。
他にも「やりたかった仕事」から選ばれなかった経験も、です。

暮らしに範囲を広げれば、
大切なひととの別れもあります。
文字通り、大病を患った経験もそうです。

病の渦中にあるときはただ回復を祈るばかりなのですが、
回復したての「澄んだ感覚」は、
元気なときにも常に覚えていたいなと常に思います。

「あの生活の仕方は改めた方がいいかもしれない」
「迷惑がかからないように前もって仕事は進めるようにしよう」
「体調が悪いときにでも、できるかぎりのやさしさは保とう」

そんなことを、誰に言われることもなく
罪悪感を覚えるわけでもなく、
自分から素直に思えています。

年明けに救急車に運ばれたときには、
医療従事者の方の仕事の尊さを思い出しました。
意識朦朧とする私を励まし、回復してきたときには
ユーモアをもって不安を払拭してくださいました。

そんなひとの仕事の尊さに気づけるのも、
「病は福音なり」の意味のひとつなのかもしれません。

もちろん、病はないにこしたことはないでしょう。
それでも、ほとんどのひとが体験するはずです。

あなたは病気になったとき、回復したばかりのとき
何を「変えよう」と考えたことがあるでしょうか?

そのときの思いは、あなたの根幹をつくっているかもしれません。

自分のことを深く知りたくなったり、
転職のその先のキャリアを考えたくなったり、
哲学レベルで人生を捉え直したくなったりしたら。

病があなたに教えたことを、思い出してみるのはいかがでしょうか?
あなただけの自己分析になります。

メッセージと最新のお知らせ

明日は新年一つ目のイベントの告知になります。
1月11日(木)開催と時間も迫っているため、先にお知らせです。

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ぜひ遊びにきてくださいませ。

このコラムに返信してくださる方や、
感想を届けてくださる方が増えています。
匿名で質問したい場合は、下記をご活用ください。
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お悩みを聞かせていただきましたら、
このコラム上でお答えさせていただきます。

(もちろん、個人が特定される情報は伏せます)
(数が増えているのでランダムになります)
(緊急性や重要性が高いとお考えのものはキャリア相談をご検討ください)

ぜひ声を聞かせてくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。

退職学・佐野

P.S.トップ画像のイベリス(Iberis sempervirens )の花言葉は「復活」です

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読んでくださった方、誠にありがとうございます。
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現在はChatGPTの有料アカウントのユーザーが使えるようです)
「使えた」「使えなかった」などありましたら、
マシュマロ(無料、匿名でメッセージが送れる)からお聞かせくださいませ
ユーザーの方へのメッセージ、使い方の注意点やポイントをこちらに記載しています

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