おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。
本日のキャリア相談は「他人と比べて焦るのを辞めたい」です。
『ゼロストレス転職』(PHP研究所)を読んだ方から、
ご質問をいただきました。
隣の芝生が青く見える
2024年はブレずに過ごしたい
年末年始の過ごし方を考えている
そんな方に受け取っていただければ幸いです。
「比べて焦る癖」を克服した方がいらっしゃいましたら、
マシュマロなどでお聞かせください。
読者さまにも展開したいと思います。
キャリア相談:他人と比べる癖が抜けません
いただいているご質問はこちらです。
「ひとと比べて焦ってしまう」、私もとてもあります。
ゼロストレス転職、読んでみました。
読んでみて「別に転職したかったわけじゃなかった」と気付けてよかったです。一方で新しい悩みがあることにも気づきました。どうも自分はひとと比べてしまって焦って、「自分なにしたいんだっけ?」となることが多いようです。
最近、友人が転職したり結婚したりと「人生を一歩前に進めている感じ」がすごくします。自分は会社も仕事も変えていません。停滞しているとまでは思いませんが、友人ほどうまくいっている感じもしません。
「SNS見過ぎかな」と思ってデジタルデトックスもしているのですが、
ふと目に入る情報から焦ります。年末年始は山にでも篭るか、など本気で考えたのですが、
私の性格上、また仕事はじまったら焦りそうだなと思います。佐野さんは焦ることがありますか?どう考えているかお聞かせいただけると嬉しいです。
『ゼロストレス転職』(PHP研究所)を読んでくださり
誠にありがとうございます。
「別に転職したかったわけじゃなかった」との気付き、
本当によかったです。
「ひとと比べて焦ってしまう」とのことですが、
質問者さまにとっていい職場であり、いい仕事をされているのではと推測しました。
一方で「他人と比べて焦る」が止まらないとのことです。
私も焦りがちですし、
キャリア相談にいらっしゃる方も
「気がつけば人と比べていた」とお話しされる方が多いです。
質問者さまは「他人と比べている」自分にすでに気づかれているご様子です。
客観的に自分を分析されているので、
きっといい方向に進みます。
他人と比べてしまって焦る原因と、
解決策を考えてみます。
ご検討いただけますと幸いです。
他人と比べるのはいつで、どんなときに焦りますか?
「自分軸でいけ」「他人は関係ない」は正論ですが、
それでも他人が気になるのは仕方ないことと思います。
それに、他人と比べることで
「あいつも頑張ってるのか!」と刺激になったり
「あのやり方いいな」と学べたりします。
他人と比べるのは、よりよい方法を学ぶ手段でもあります。
では、いい方法であるはずの「他人と比べる」が
「焦り」に変わってしまうのはなぜなのでしょうか?
焦り続け、いまでも焦ることのある佐野も考えてみました。
原因は「似た目標を追いかけている」と思っているからではないでしょうか?
私の例で恐縮ですが、
他人と比べて焦る時と焦らない時を考えてみます。
仕事でいえば、友人がいわゆる”いい企業”に転職したり、
出世したりしても焦りません。
「どんな方法でできたんだろう?」と、
教えてほしくなります。
一方でAmazonランキングのキャリアや転職本を見つけて
「あ、それ書きたかった」と思えるテーマの本を見ると
ものすごく焦ります。
自分の椅子がなくなったような感覚といいますか。
質問者さまは何を比べることが多く、
比べて焦るものと、そうでないものはどんな違いがあるでしょうか?
この辺りの違いに、「他人と比べて焦る」の原因があるかもしれません。
「焦る」ということは、もうあなただけの目標を持てている
極端な例ですが、例えば「大谷翔平が前人未到の記録を打ち立てました」と聞かされて、
「焦る」と感じるひとは少ないでしょう。
一方で「今年度のボーナスが前年度よりアップした人は60%です」と聞くと、
「焦る」と感じるひとの割合は増えるはずです。
大谷翔平選手と同じ目標を追いかけているひとは少ないですが、
「給料アップ」を目指しているひとは多いはずです。
つまり他人と比べて焦るときは
「似たような目標」を追いかけている他人と比べているとき、
という仮説はいかがでしょうか?
なので、根本的な解決策は「自分オリジナルの目標を見つけること」になりそうです。
これは正論だと思うのですが、
「自分軸でいけ」「他人は関係ない」と似たようなものです。
いますぐ質問者さまが踏み出せるには、
どうしたらいいでしょうか?
いま、質問者さまは「友人が転職したり結婚したり」すると焦ると
書いてくださっています。
つまりご友人と仕事と生活で「似たような目標」を持っているから、
焦ってしまうと考えられます。
焦るということは、朗報でもあります。
なぜなら、質問者さまにはすでに
「何らかの目標、そこまでいかなくとも欲」があるから、焦るのです。
この「欲」の解像度を上げるのはいかがでしょうか?
シンプルです。
例えば「仕事」に関しては、5W1Hのすべてに「好きな」をつけて、
自分に質問してみるのです。
「When:いつ」⇨好きな時間に働けるとしたら、いつでしょうか?
「Where:どこで」⇨好きな場所に働けるとしたら、どこでしょうか?
「Who:だれが」⇨好きなひとと働けるとしたら、どんなひとでしょうか?
「What:何を」⇨好きなことで働けるとしたら、どんなことでしょうか?
「Why:なぜ」⇨好きな理由で働けるとしたら、どんな理由でしょうか?
「How:どのように」⇨好きなように働けるとしたら、どんな働き方でしょうか?
ここに答えつつ、いまの環境を見直したり、
変えられるところを変えていく。
そんなところから考えると、
気がつけば「あのひとは確かにすごいし尊敬しているけど
私の5W1Hとは違うしな」と感じるはずです。
焦るということは、悪いことではありません。
他人を先生にして学ぶ癖があるということですし、
焦りの真ん中には自分の欲があります。
欲は解像度を上げることができますし、
上げていけば「オリジナルの目標」になります。
少しでも「試してみたい」と思える部分があれば幸いです。
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「70%で働く思考法」――「もっと頑張る」から脱する働き方

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書き手(佐野創太)のプロフィール

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家
法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。
- 公式サイト:https://taishokugaku.com/
- X(旧Twitter):@taishokugaku
- Instagram:@taishokugaku
- YouTube:@sano-souta
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著書一覧
(1)『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』(サンマーク出版/台湾版あり)
・新装版:『脱 会社辞めたいループ 辞めたいけど辞めたくない人のための転職の思考法』(サンマーク出版/タイ版あり)
(2)『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)
(3)『転職・退職を考えたら知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社)
(4)『70%で働く 「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法』(日経BP)
(5)『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』(あさ出版)

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