<いただいたご質問>会社のこと、嫌いですか?<お返事>会社は奇跡も起こす暴走機関車ですね

おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。

年末らしいご質問をいただきました。
マシュマロにお返事します。

一言で言えば「”会社”ってどういう存在だと考えていますか?」です。

転職したって独立したって会社との関係は続きます。
であれば、「会社とはそもそもどういうものか」は早めに出しておいた方がいい回答です。

会社との付き合い方や距離感も決まりますしね。

「長文を読んでる時間はない!」場合は、こちらの「3行まとめ」をご覧ください。

3行まとめ

  1. 会社は確かに暴走機関車だ
  2. 会社は奇跡を起こす暴走機関車だ
  3. 会社との付き合い方を考えよう

※佐野に直接がっつり相談する場合はこちらをご覧ください
https://shinro-soudan.com/detail/1ZOZ0kzuyPN121
※匿名でかるーく相談する場合はこちらをご覧ください(ランダムに回答しています)
https://marshmallow-qa.com/atsuhiko_kamiya

いただいたご質問:会社のこと、嫌いですか?

いただいたご質問はこちらです。
鋭い。

佐野さんの考え方自体に興味を持ってのご質問となります。

佐野さんは会社に対して否定的な立場でしょうか?変な印象かもなのですが、「守りのキャリア論」という表現をされていたりと、会社に対して牽制するようなものの見方をされていて珍しいなと思いました。

働くひとを会社から守るような表現が多い?と思ってのご質問です。(変な質問ですみません!)

お返事1:会社のいや〜な顔

見抜いていただいてる通りで、佐野は会社に対して否定的な意見を持っています。

会社は暴走機関車みたいなものなんですよね。
行き先は利益、エンジンは効率化、拡大が至上命題でとまることをしらない、みたいな。

アクセルしかなくてブレーキ壊れた機関車です。

だからこそ、働くひとは「利益・効率化・拡大」以上に大切にしたい価値観を持つことが大事だと思っています。

じゃないと、最大の悲劇としては過労死であったりが起きます。
実際に起きています。
そこまで行かなくとも、「基本的人権が守られていない・・・」という職場で苦労されている方はたくさんいらっしゃいます。

そして私のようなキャリア系の人間は、気をつけないと会社のアクセルになりがちです。
働くこと=善と考えて「好きなことを仕事にしよう」「やりたいことを見つけよう」と発信しますが、「利益・効率化・拡大」に働くひとを放り込んでいることにもなりかねません。

といった風に考えてるので、質問者さまのご意見はごもっともと思います。

お返事2:会社の奇跡的な顔

会社は暴走機関車ですが、コインのように裏もあります。

奇跡的なことを起こすのも、会社です。

例えばいま佐野の目の前には500mlのペットボトルの水があります。
80円くらいでした。
この金額の中に「この水は飲んでも大丈夫だろう」という心身の健康が入っているわけです。

自分で安心の水を飲もうと思ったら、かなり大変です。
川に行って水を汲んで濾過して沸騰させて、消毒してなんてことをします。
それでも心配です。

しかも、この過程を全部するのにかかる時間とお金と心労ときたら!
とても80円では収まりません。

80円で奇跡を起こす。これも会社の顔のひとつです。
いま享受しているもので、会社が絡んでいないものないです。
移動も食事も娯楽も。

当たり前のように享受しているものほど安いというバグがあるのも確かに会社(というか資本主義)なのですが、会社がなければ佐野もメルマガも受け取ってもらえないですし、本も手に取ってもらえません。

会社は確かに暴走機関車です。
が、奇跡を起こす暴走機関車です。

というように考えています。

「はっきりしろ」とお叱りを受けそうですが、だいたいのものには表と裏があります。

というようなスタンスです。
ご質問のお答えになっていれば幸いです。

メッセージ

会社がただの悪者だったら、悩みも減るんですよね。
いいやつでもあるから、悩むんです。

ひとりひとりが自分で付き合っていく姿勢を決めないといけないというか。

年末らしい根源的なテーマの質問をありがとうございました。

メルマガ「キャリアの休憩室」

相談者さんの生の悩みからつむぐコラムを不定期でお届けしています。登録は無料です。

メルマガを受け取る


最新のお知らせ

(1)【最新刊】『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』(あさ出版)

思考渋滞から抜け出す方法(あさ出版)
https://amzn.to/4vF58LY

(2)『70%で働く 「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法』(日経BP)好評発売中

70%で働く(日経BP)
https://amzn.to/4dVZpw3

(3)連載|日経BOOKプラス
「20代で頑張り過ぎて短期離職→再入社→介護離職 『70%で働く』に至るまで」

日経BOOKプラス連載
https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/072200743/072200001/

(4)YouTubeをひっそり再開しました

YouTube(佐野創太チャンネル)
https://www.youtube.com/@sano-souta

(5)出演|TBS CROSS DIG with Bloomberg(Human Insight)
「自分の120%は他人の80%」まじめな人ほど陥る“セルフ搾取”/「『70%で働く』はサボりじゃない」

TBS CROSS DIG with Bloomberg 出演
https://www.youtube.com/watch?v=Y4394uziDQI

(6)出演|PIVOT(PIVOT LIFE)
「70%で働く思考法」――「もっと頑張る」から脱する働き方

PIVOT 出演
https://www.youtube.com/watch?v=IZDu_wZe9Uw

(7)インタビュー|BEST TiMES(ベストタイムズ)
「過重労働・パワハラ・介護離職…七転八倒の仕事人生で偶然出会ったフランクルの言葉とは?【『70%で働く』佐野創太氏インタビュー#1】」

https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/4302241/

(8)掲載|日本人材ニュースONLINE(連載「だから社員は辞めていく」)
「社員を退職に追い込む『サイクル酔い』の構造とは」

日本人材ニュースONLINE 掲載
https://jinzainews.net/26813970/

(9)フェルミ漫画大学:『70%で働く』(日経BP)が漫画になりました
登録者数140万人のマンガで本の内容をわかりやすく勉強できるチャンネルで、拙著が紹介されました。

フェルミ漫画大学『70%で働く』
https://www.youtube.com/watch?v=cPR949n3IuE


書き手(佐野創太)のプロフィール

佐野創太(すり合わせ学の編集長/退職学®研究家)

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家

法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。


著書一覧

(1)『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』(サンマーク出版/台湾版あり)

「会社辞めたい」ループから抜け出そう!(サンマーク出版)
https://amzn.to/3nAvkXZ

・新装版:『脱 会社辞めたいループ 辞めたいけど辞めたくない人のための転職の思考法』(サンマーク出版/タイ版あり)

脱 会社辞めたいループ(サンマーク出版)
https://amzn.to/44ZVf01

(2)『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)

ゼロストレス転職(PHP研究所)
https://amzn.to/3x5lFwR

(3)『転職・退職を考えたら知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社)

転職・退職を考えたら知りたいことが全部のってる本(主婦の友社)
https://amzn.to/4sAKdcs

(4)『70%で働く 「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法』(日経BP)

70%で働く(日経BP)
https://amzn.to/4dVZpw3

(5)『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』(あさ出版)

思考渋滞から抜け出す方法(あさ出版)
https://amzn.to/4vF58LY