<お手紙>AI失業を体験しました。わかったことは「明るい失業が増える」です

おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。

最近、大切な仕事をひとつ失いまして。
という話をさせてください。
(凹んでる話ではないので、ご安心ください!)

というのも、生成AIがこれからさらに広まれば「失業は自分から望んでするもの」になるのではないかと思っています。

佐野は失業して無職になった経験があります。
無職は共有できない、言い表せない暗さがありますよね。

それとは違った「明るい失業」の話です。

身の上話からですがお付き合いくださいませ。

「長文を読んでる時間はない!」場合は、こちらの「3行まとめ」をご覧ください。

【キャリアの休憩室〜3行まとめver〜】
(1)AI失業を体験しました
(2)AIなら”明るい失業”を増やせる
(3)キャリアを再生させるのは「ひととのつながり」

※佐野に直接がっつり相談する場合はこちらをご覧ください
https://shinro-soudan.com/detail/1ZOZ0kzuyPN121
※匿名でかるーく相談する場合はこちらをご覧ください(ランダムに回答しています)
https://marshmallow-qa.com/atsuhiko_kamiya

インタビュアーの仕事を失った経緯

佐野は独立した当初はインタビュアーがひとつの仕事でした。
ミュージシャンからお堅い大手企業まで取材していました。

インタビュアーやライターは新しいことを知れる好奇心から、憧れのひとに会えるというミーハー心まで満たせる最高の仕事です。
しかも記事という形に残せるわけです。

そんな大切な仕事を生成AIに置き換えてみました。
あるミュージシャンに特化して質問をどんどん繰り返し、インタビュー記事の作成までするAIです。

これが精度が高くて・・・というよりも佐野の精度を超えています。
ミュージシャンのこれまでの発言全てを学習しているので「あのときはこういってましたけど、いまはそう言っているということは何か心境の変化があったんですか?」といったような、人間が持つことのできない完璧な記憶と切り込む勇気を持っています。

「AIが仕事を奪う」は理論としてはわかっていたのですが、こんなに早く体験するとは思っていませんでした。
ショックでした。

”明るい失業”をしてみてわかったこと

とはいえ。とはいえです。
ショックはショックなのですが、経験したことのある「暗い失業」ではありません。

「明るい失業」です。
自分で手を下したわけですから。

もうひとつ明るい理由があります。
もしかすると、このインタビューAIをつくることが仕事になるかもしれません。
この経験が間違いなく著作活動にも活きています。

何か新しい仕事を得たくなったら、先にいまの仕事を手放す。
この順番を体験できたことは、これからも仕事を続けるであろう私にとってはとても大事です。

そういえばこの「何か得たければ何か手放す」はインタビュアー時代に学んだことです。
ゴールデンボンバーにインタビューしたときに、「このひとたちは演奏を手放したから、エンタメをつかめたんだな」と思いました。
手放すものが大きければ大きいほど、得るものも大きいことも知りました。

インタビュアーの仕事は佐野からは離れてしまいますが、経験が無駄になることもありません。
むしろ「あの経験があったからこそ」と言える回数が増えるので大変だったことまで意味づけが明るくなります。

AIに自分の仕事を置き換えてみる。
これからのキャリアで何度も出会う瞬間なのだと思います。

AIですべて薔薇色、なんてことはない

さて、佐野は暗い性格なのですぐに良いことの裏面も考えてしまいます。

AIが発達すればするほど、ひとりでできることが増えます。
引きこもり体質としては嬉しいのですが、ひととのつながりが減るんですよね。

これが本当によくない。
ひとつの仕事の寿命が短くなっているいま、新しい仕事と出会う機会は意識的に増やす必要があります。

AIでひとりで仕事ばかりしてると、出会う機会が減ってしまうのです。
AI孤立です。
AIで孤独を埋めることはできるのか、も深いテーマです。

しかも新しい仕事や経験は、自分の外からやってきます。
ひとが運んできます。

AIは自己完結のツールです。
でもキャリアは自己完結できないのです。

相性がいいんだか悪いんだか・・・

ということで、AI時代にもひとの価値は減るどころか増します。

「会いたい」と思われるには、次の問いですね。
がんばろ。

メッセージ

AI失業した方、いらっしゃいますか?
いらっしゃればぜひ経験をメルマガへの返信かマシュマロで教えてくださいませ。

これってでも新しい話ではないんですよね。
働き方改革や生産性が注目されたときやDX推進のときも「●●失業」はありました。

明るい失業が増えますように。


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書き手(佐野創太)のプロフィール

佐野創太(すり合わせ学の編集長/退職学®研究家)

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家

法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。


著書一覧

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