<キャリア相談>自分の意思が出せない”透明”な感じに悩んでいます

おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。

キャリア相談の中で相談者さまが「自分が透明な存在なような気がする」理由を解説してくださいました。

これから転職活動や異動が増える時期になります。
「自分はどうしたいんだろう」と自分で問うことが増えます。
透明だと答えが出ないんですよね。

「大切な意思決定をする機会が迫っている」方に受け取っていただければ幸いです。

「長文を読んでる時間はない!」場合は、こちらの「3行まとめ」をご覧ください。

【キャリアの休憩室〜3行まとめver〜】
(1)自分の意思がわからないひとは「透明」になっている
(2)「透明なひと」は命令やルールに適応している
(3)「ハマる」と自分が出せるようになる

「決められない」ひとがなっている「透明」状態とは

「透明」というのは「自分のことを考えたときに、
自分を表す言葉や体験が思い出せない」という状態です。
「あれがしたい」や「これは嫌だ」という自分の意思がなく、
「なんでもいいや」とふわふわしたような状態です。

そんな透明状態になったことはありますか?
佐野は「この時期は透明になっていたな」と思う時期があります。

なぜこれが起きるかを教えてくださった言葉をご紹介します。

なんでこんなに自分が透明に感じてしまうのかを考えたとき、どっぷり何かにハマった経験がないと気づきました。
恋愛関係を含めた人間関係もそうですし、スポーツや音楽とか趣味とかもそうですし、仕事に関してもそうです。

集中して何かに打ち込んだり、そのことで頭がいっぱいになったり一喜一憂するような経験が少ないんです。
だから何を考えても「まぁ、どっちでもいいかな」に落ち着いてしまうというか。
浮き沈みがないというよりも、やっぱり「透明」という感覚がしっくりきます。

透明になるひとの”環境”の特徴

確かにキャリア相談に乗らせていただいていると、
「これまでそこそこそつなくやってきて大きな問題はないけど、
大きな喜びもない」と感じている方がいらっしゃいます。

共通点は「命令されることが多い」「ルールが厳しい」環境に
過剰に適応する期間が長い方です。
つまり「自分の意思を表に出す機会が少ない」方です。
相談者さまの言葉でいう「透明」になっている状態です。

相談者さまに「なぜハマれないんですかね?」と聞いてみると
「うーん」と考えてから「意味を考えてしまうからかもです」と応えてくださいました。

「恋愛してもどうせ別れるから」「仕事なんて生活できればいいくらいでいいや」
「本を読んだってすぐ忘れるから」

そんな言葉が頭をよぎるそうです。
ずっと透明なまま生きることになるのでしょうか?

「何にも興味を持てない自分」を変える口癖

「透明な自分を変えたい」相談者さまは「意味を考える癖はなかなか消せないけれど、これは効果が出てきています」という方法を教えてくださいました。

「これが最後だ」を口癖にすると、目の前のことにがっと集中できることに気がしてきました。
人間関係でも「このひとと言葉を交わすのは今日で最後」とか、
仕事でも「明日が最終出社日だ」とか。
そうするとさすがに透明な私でも「後悔したくないな」という思いが残っていることに気がつきました。

私はこれまでいろいろなものに対して「いましなくていいか」とか「どうせずっとこのままあるでしょ」と決めつけていたのかもしれません。
「これが最後だ」は極端な気もしていますが、意外と自分で自分に暗示をかけられることに気がつきました。

「今日で人生最後」と思うと何気ないことも輝いて見えるとか、映画とかでよくありますよね。
綺麗事かと思っていましたが、あれはほんとかもしれません。

「何にも興味を持てない自分を変えられそうです」と応える相談者様の目に力強さを感じました。

メッセージ

「透明」状態ってあるなぁとお聞きしながら思っていました。
特に辛い時期だったわけでもないはずなのに、ぽっかりその期間だけ記憶がなかったり。

反対に色のある状態のときはひとから褒められるわけでもないけれどがっつりハマっていたときは記憶が鮮明ですし
「これがルーツになってるかもな」と感じられます。

ハマる力、大事ですね。

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書き手(佐野創太)のプロフィール

佐野創太(すり合わせ学の編集長/退職学®研究家)

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家

法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。


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