おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。
友人に「内定は取れたけど転職できないんだよ」と言われたら「??」となるはずです。
でも、踏み出せない悩みがあります。
『ゼロストレス転職』(PHP研究所)を使って内定を取った方からのマシュマロにお返事します。
「内定を取れる」ということはこれまでお仕事に真剣に打ち込まれていたということであり、面接などでも自分を表現できているということ。
それでも悩むことがある。
「能力がないから悩むんだよ」はウソだということですね。
「長文を読んでる時間はない!」場合は、こちらの「3行まとめ」をご覧ください。

3行まとめ
- 「親との関係の整理」ができたらなんでもできる
- 「しがらみ」になった人間関係は距離を置こう
- これからの自分を応援してくれるひとが「つながり」
いただいたお悩み:内定は取れましたが転職できません
いただいている内容はこちらです。
相談者さまは抱えている悩みに対して自分で原因を見つけています。
ここまでされる方でも悩む。
どうしたらいいでしょうか?
「能力があるなら悩まない」は幻想だとわかります。
「ゼロストレス転職」を拝見しました。特に「面接に資料を持って行っていい」など私では考えつかない裏技がたくさんでした。実際に内定を得ることができて、とても助かりました。
一方で新しい悩みが出てきました。内定をとっても受諾できません。どういうことかというと「ここで退職するのは逃げなんじゃないか」と思ってしまい、結局いまの会社に居続けています。
なんでこんなことになるんだろうといろいろ深ぼってみると昔から親に「お世話になったひとは絶対に裏切るな」「途中で投げ出すな」と言われて育ち、私も実践してきたからだと思います。どうしてもその声に引っ張られちゃいます。
前に進みたいのに進めない自分を変えるにはどうしたらいいんでしょうか?何かコツがあれば取り上げていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。そろそろ断ち切りたいです。
お返事:絶対にまた悩みを克服できます
一難去ってまた一難といいますか、ひとつ悩みが解けると新しい悩みがくる。
これの連続ですね。「悩みゼロ」は目指さず「悩みを転がす」がいいのかもですね。
相談者さまの投稿を拝見すると、「絶対にまた悩みを克服できる」とお見受けしました。
自分でご両親との関係に原因を求めて、そこから結論まで出されています。
ここに向き合うのは並大抵のことではできません。
何か専門的な勉強をされたのかもしれません。
さらっと書かれていますが、ここに辿り着くには時間も忍耐力も要したはずです。
なので、私からお伝えするのはちょっとした「視点ずらし」です。
どんな人間関係はこれからも続ける「つながり」で、断ち切るべき「しがらみ」なのかです。
お返事:人間関係にはつながりとしがらみがあります
相談者さまはご両親の教えもあって、人間関係を大切にされる方だとお見受けします。
プラスが極まるとマイナスに転じるように、まさに相談者さまの徳とも呼べるものが鎖になっています。
ここで人間関係を思い切って二つにわけてみます。
つながりとしがらみです。
相談者さまは「すべての人間関係=つながり」と捉えているため、「転職=裏切り」のように苦しく捉えてしまっている可能性があります。
では、つながりとしがらみをわけるものさしは何でしょうか?
過去にお世話になったひとはずっとしがらみなのでしょうか?
ここで視点をずらしてみたいと思います。
人間関係の良し悪しをこれまで過去で決めていたのなら、未来で考えるのはいかがでしょうか?
例えばこうです。
つながりとは、相談者さまがつくろうとしている未来を応援してくれるひと。
しがらみとは、相談者さまが手放したい過去に縛りつけようとしてくるひと。
いま思い浮かぶひとたちの名前を書いてみてください。
「Aさんはしがらみ、Bさんはつながり」とがっと仕分けしてみてください。
きっとAさんの転職という未来を応援してくれるつながりのひとがたくさんいるはずです。
そのひとたちの存在を確かに感じられたとき、自然と前に進む決断をされているのではと思います。
転職活動で内定をとれて、自分で両親との関係を端的に整理までできる相談者さまですから。
できます。
メッセージ
この「人間関係はつながりとしがらみがある」は拙著『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!』(サンマーク出版)に書かれています。
「人間関係の仕分け」ですね。
自分の考え方や行動の癖は、人間関係を見直すとよくわかるので「こういう自分を変えたいんだよな」と思ったら「人間関係の仕分け」はとてもおすすめです。
そういえば「一難去ってまた一難」と書いたとき、B’zが「VAMPIRE WOMAN」という曲の歌詞の中で「一男去ってまた一男」と歌っていたことを思い出しました。
言葉遊びがうまい。
最新のお知らせ
(1)【最新刊】『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』(あさ出版)
(2)『70%で働く 「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法』(日経BP)好評発売中
(3)連載|日経BOOKプラス
「20代で頑張り過ぎて短期離職→再入社→介護離職 『70%で働く』に至るまで」

https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/072200743/072200001/
(4)YouTubeをひっそり再開しました

https://www.youtube.com/@sano-souta
(5)出演|TBS CROSS DIG with Bloomberg(Human Insight)
「自分の120%は他人の80%」まじめな人ほど陥る“セルフ搾取”/「『70%で働く』はサボりじゃない」

https://www.youtube.com/watch?v=Y4394uziDQI
(6)出演|PIVOT(PIVOT LIFE)
「70%で働く思考法」――「もっと頑張る」から脱する働き方

https://www.youtube.com/watch?v=IZDu_wZe9Uw
(7)インタビュー|BEST TiMES(ベストタイムズ)
「過重労働・パワハラ・介護離職…七転八倒の仕事人生で偶然出会ったフランクルの言葉とは?【『70%で働く』佐野創太氏インタビュー#1】」
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/4302241/
(8)掲載|日本人材ニュースONLINE(連載「だから社員は辞めていく」)
「社員を退職に追い込む『サイクル酔い』の構造とは」

https://jinzainews.net/26813970/
(9)フェルミ漫画大学:『70%で働く』(日経BP)が漫画になりました
登録者数140万人のマンガで本の内容をわかりやすく勉強できるチャンネルで、拙著が紹介されました。

https://www.youtube.com/watch?v=cPR949n3IuE
書き手(佐野創太)のプロフィール

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家
法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。
- 公式サイト:https://taishokugaku.com/
- X(旧Twitter):@taishokugaku
- Instagram:@taishokugaku
- YouTube:@sano-souta
- キャリア相談:お申し込みはこちら
- 匿名で質問・相談:マシュマロ(無料・匿名で送れます)
- メルマガ登録:登録ページはこちら
著書一覧
(1)『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』(サンマーク出版/台湾版あり)
・新装版:『脱 会社辞めたいループ 辞めたいけど辞めたくない人のための転職の思考法』(サンマーク出版/タイ版あり)
(2)『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)
(3)『転職・退職を考えたら知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社)
(4)『70%で働く 「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法』(日経BP)
(5)『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』(あさ出版)

















