<転職相談>パワハラ退職の事情を転職エージェントにどう伝えるべきですか?<お返事>未来を伝えてください

おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。

「次を決めずに辞めるのはだめ?」
「事情があって退職したけどどう伝える?」

転職の悩みは綺麗事ばかりではありません。
今日はマシュマロでいただいた切実な転職相談にお返事します。

※パワハラの詳細の記述はありませんが、この言葉で込み上げてくるものがある方もいらっしゃるかもしれません
ご注意くださいませ

「長文を読んでる時間はない!」場合は、こちらの「キャリアの休憩室〜3行まとめver〜」をご覧ください。

3行まとめ

  1. 自分を守る決断は、讃えるべき勇気ある行動
  2. 転職時に伝えるべきは「これからの私」であり「過去の私」ではない
  3. 転職エージェントとの面談は0次面接

転職相談:パワハラ退職を転職エージェントにどう伝えるべきですか?

いただいている転職相談はこちらです。

パワハラを受けたダメージが癒えないまま、次を決めることなく退職することとなりました。療養期間経た無業状態は不安でしたが幸い病もなく、時間を経て随分と気持ちが回復してきました。
転職するに当たりパワハラを受けていた事実をどの程度共有したら良いのか悩んでいます。 ただ、どこまでお話をするべきか… エージェントを利用した転職というものを経験したことがなく…。(これまでは自力、もしくはリファラルでした)。訳ありというところは実際どの程度エージェントが許容できるものなのでしょうか…?

 

お返事をいただきました。
一緒に怖さを抱えながら、一緒に前に進みましょう。

お返事1:自分を守った決断を讃えてください

まず、お伝えしたいことがあります。

「パワハラを受けたダメージが癒えないまま、次を決めることなく退職」したその意思決定を、ご自身で讃えてください。

なぜでしょうか?

それは自分を大切にできたということであり、今後も続くであろう職業人生を守ったということです。
パワハラしてくる人物に耐えたり応答することなく、自分を信じた証なのです。

幸いにもお体も気持ちも回復されたようで何よりです。
また仕事を楽しめる相談者さまに戻ることを心から願っています。

実は、佐野も復職してから「また仕事を楽しめるかな」と心配な時期がありました。
回復するの、大変ですよね。

お返事2:伝えるべきは「これからの私」

さて、いただいている相談の中心は「転職するに当たりパワハラを受けていた事実をどの程度共有したら良いのか」です。
特に転職エージェントにどう伝えるかにお悩みのようです。

答えをあぶり出すには、シンプルなご質問に答えていただきたいと思います。

「次の職場に配慮してほしいことはありますか?」

特になければ、パワハラの詳細など伝える必要はありません。

また、配慮してほしいことがある場合も、その配慮してほしいことに集中して伝えて、パワハラについては詳しく伝える必要はないのです。

なぜこう考えるのでしょうか?

転職エージェントの面談は「愚痴を話せて共感してくれて、キャリアの方向性を一緒に考えて、転職戦略を立てて伴走してくれる」場ではありません。
0次面接です。
企業の採用面接が一次面接だとしたら、その前のスクリーニングされる場です。

自分がどういう仕事をしてきて、いまこういうことをしてきて、だからこういう仕事をしたい。
そんな話をして「このひとはこういった企業に紹介してみよう。
注力する求職者にしよう」という評価を得ることが0次面接です。

そう考えると、パワハラなどの事情を詳しく説明することも、同情を誘うようなことに時間をかける必要もありません。
伝えたいのは「パワハラされた私」ではなく、「これからの私」だからです。

強烈な過去があると、「過去=私」と捉えがちです。
でも相談者さまは未来に向かっている人間です。

転職エージェントはその未来に早道で連れて行ってくれる飛行機みたいなもの。
伝えるべきは行先です。
うまく操縦してくださいませ。

メッセージ

パワハラを受けたという事実はネガティブかもしれません。
受けた前後で、相談者さまも変わった部分があるのではないでしょうか?
しかもポジティブな方向に。

そんなポジティブな相談者さまとして転職して、明るい職業人生を送られることを願っています。

一緒に、新しい未来に向かって歩んでいきましょう。

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佐野創太(すり合わせ学の編集長/退職学®研究家)

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家

法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。


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