おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。
これは悩ましい・・・思わずつぶやいてしまったキャリア相談にお返事します。
子育てを重視すると仕事が納得いかなくなり、仕事に挑戦すると子育てが片手間になる。
私も同じ悩みの壁にぶち当たることがよくあります。
キャリアは「自分さえ良ければそれでいい」で決めれなくなってからが、本番です。
「長文を読んでる時間はない!」場合は、こちらの「キャリアの休憩室〜3行まとめver〜」をご覧ください。

3行まとめ
- キャリアは「自分さえ良ければそれでいい」で決めれなくなってからが、本番
- 自分が確かに「そうしたい」と本音で思っている場合と、世間や常識的に「その方がいい」と建前で考えている場合がある
- ひとりの努力では「どっちかしか大事にできない」いまの延長線上。複数人の工夫では「どっちも大事にできる」新しい未来が待っている
キャリア相談:毎回軸がぶれてしまい悩んでいます
いただいているキャリア相談はこちらです。
子育てと仕事の両立ができている方がいらっしゃったら、ぜひマシュマロでアイディアなどお聞かせください。
以前ラジオに出演をされて、著書も拝見しました。
私は現在小学生を育てながら、派遣社員として仕事をしております。
毎回軸がぶれてしまい悩んでいます。●小学生の生活に合わせて仕事をセーブ
すると、なんだか自分が納得できない仕事となってしまう
(やる気が出ない)●今の自分にとっては挑戦的な仕事
に就いてしまうと、アップアップになり
家族にもきつい言葉を言ったり、余裕がなくなってしまう
傾向にあり。派遣社員ですが、点々と現場を渡り歩いており、
本来であれば契約満了の3年満期まで1つの現場を経験してから、
次へ行きたいのですが、自分から3か月の契約で判断し、
もって2年ぐらいまでの勤務となり、大変落ち着きません。次の就業先は比較的決まるのですが、
勤めてしまうと辞めることをすぐ考えてしまうのもよくないのかなと思います。どこかで断ち切りたいのですが、
うまくいきません…。
お返事させていただきます。
お返事1:本音で思っていますか?建前で考えさせられてますか?
相談者さまの「どこかで断ち切りたい」という願いが叶うには、どこからはじめた方がいいかずっと考えています。
ここに書き込んでくださるということは、相談者さまもいろいろ試されているはずですし。
気になったのは、この部分です。
本来であれば契約満了の3年満期まで1つの現場を経験してから、次へ行きたい
この「本来であれば〜したい」の構文は、2つの意味があります。
自分が確かに「そうしたい」と本音で思っている場合と、世間や常識的に「その方がいい」と建前で考えている場合です。
相談者さまの場合は、どちらでしょうか?
おそらく本音で思っていらっしゃると感じます。
しかし、本音なのか建前なのかを仕分けるのはとても重要です。
特に、子育てと仕事といった「自分さえ良ければそれでいい」では済まなくなったとき、建前がどんどん入り込んできて「定まらない」と悩むからです。
ひとつひとつ思っていることを本音で思っていることか、建前に考えさせられているかを仕分けしていきます。
すると、どこかのタイミングで例えば以下のように方針が定まります。
よし!挑戦的な仕事をしよう!でも子どもや家族ともいい関係を保ちたいのも本音。協力を仰いだり仕組みを整えたりしよう!
特徴としては「仕事と子育ての、どちらの理想も叶えるために動き出す」です。
パートナーの方に協力を仰ぐかもしれません。
子どもと仕事の話をするかもしれません。
ご家族は相談者さまのこの悩みをご存知ですか?
打ち明けてみるかもしれません。
どっちも大事なものを「どちらの方が大事か」と考えてしまうと、「自分ひとりでなんとか頑張ろう」となってしまいます。
「どっちも大事にするにはどうしたらいいだろうか」と考えると、これまでの自分とは違った考えや動きがとれるようになります。
お返事2:「都合よく」考えるとしたらどんな働き方と暮らし方をしたいでしょうか?
私の例で恐縮ですが、子どもが生まれたばかりの頃は
「子育てをもっとしたい。仕事をまったくしたくない」モードになり、いまはまた「もっと仕事がしたい。子育ての分担を見直したい」となっています。
でも、途中がとてもきつかったです。
「親になったんだから子育てを優先するのは当たり前」という声と「父親なんだから仕事をすることが家庭貢献」という声が混ざって「自分はどうしたいんだっけ」と問うことができなくなっていました。
このとき、よくないんですよね。
子どもが目の前にいるのに仕事のことを考えたり、仕事をしているのに子どものことが気になったり。
佐野の自分語りが長くなってしまいました。
相談者さまは、「都合よく」考えるとしたらどんな働き方と暮らし方をしたいでしょうか?
ひとりの努力では「どっちかしか大事にできない」いまの延長線上ですが複数人の工夫では「どっちも大事にできる」新しい未来が待っています。
私も子どもがいるので、これからも悩み続けるはずです。
そのたびに妻や子どもと「いま知っておいてほしいこと」として仕事と暮らしのバランスの話をしようと思います。
応援しています。
一緒に前に進みましょう。
メッセージ
キャリアの悩みが「自分さえ良ければそれでいい」ではなくなったとき、どんどん複雑化してきますよね・・・佐野も弱ります。
このときにいかに「これまでのやり方を変えるときだ」と複雑になるキャリアの悩みが告げている。そんな変換をする練習なのかなと思います。
「自分さえ良ければそれでいい」が効かなくなってくる悩み、感じたらぜひマシュマロで教えてください。
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書き手(佐野創太)のプロフィール

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家
法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。
- 公式サイト:https://taishokugaku.com/
- X(旧Twitter):@taishokugaku
- Instagram:@taishokugaku
- YouTube:@sano-souta
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著書一覧
(1)『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』(サンマーク出版/台湾版あり)
・新装版:『脱 会社辞めたいループ 辞めたいけど辞めたくない人のための転職の思考法』(サンマーク出版/タイ版あり)
(2)『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)
(3)『転職・退職を考えたら知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社)
(4)『70%で働く 「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法』(日経BP)
(5)『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』(あさ出版)
















