おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。
転職活動を(しようと)している27歳の男性から転職相談をマシュマロ(無料・匿名で悩みが書き込めるサービス)からいただきました。
お返事します。
テーマは拙著『ゼロストレス転職』(PHP研究所)の「転職希望シート」を使った求人探しです。
地方での転職活動は「そもそも良い求人がない」となることも多く、悩ましいんですよね。
ご自身のことを「かなり面倒なパターン」と思われているようですが、お返事はシンプルです。
お付き合いくださいませ。
「長文を読んでる時間はない!」場合は、こちらの「キャリアの休憩室〜3行まとめver〜」をご覧ください。

3行まとめ
- 転職エージェントは自分から動かない。動かす工夫がある
- 「行きたい会社の条件」を挙げたあと、「その条件を満たす企業があったとして、その企業に自分が貢献できるポイントは何か」をまとめると内定が出る
- 未経験かつ異業種の転職の扉も開かれている
転職相談:「内定が取れたら入りたい」と思うような企業が一社しかなくても、転職エージェントにそのことを伝えるべきでしょうか?
いただいている転職相談はこちらです。
こんにちは。
現在、転職活動を(しようと)している27歳の男性です(求人探しの段階は転職活動に含まれるのでしょうか?)。
一人で求人を探したりもしましたが、地方の山奥に住んでいることもあって通勤範囲が限られてしまい、通える範囲の求人をひたすら自力で探すということに限界を感じてきたので、転職エージェントさんの力を借りようと準備を始めました。
そこで、佐野さんに質問があります。
佐野さんの著書『ゼロストレス転職』のP.228にある「転職希望シート」について、表にまとめる以前にそもそも自力で根気強く探しても「内定が取れたら入りたい」と思うような企業の求人が(10社どころか)ほとんど見つからないような場合はどうすればいいのでしょうか?
あくまでも「転職エージェントに火をつけること」が目的と書かれているので、たとえ一社しか見つけられていないとしても一応は表にまとめたほうがいいのでしょうか?
(しかし、それで転職エージェントさんにメールで「当日おすすめの求人を持ってきてほしい」と伝えても、向こうがイメージできなくて困ってしまうのでは?とも思いますし、とはいえスタートラインで足踏みしていても仕方がない気もしますし、判断が難しいです)
このかなり面倒なパターンにぜひアドバイスをいただけたらと思います。
よろしくお願いします。
お返事1:前に進めてOKです
相談者さまは相談を書いているうちに既に結論を出されていました。
仰る通りで、進めてOKです。
>とはいえスタートラインで足踏みしていても仕方がない気もします
まさに<「転職エージェントに火をつけること」が目的>なので1社でも何の問題もありません。
行きたい会社や求人の数よりも、その理由と優先順位づけが大事になります。
相談者さまは「行きたい会社の条件」はいくつあるでしょうか?
理由付きだと尚良いです。
同時に問うてほしいことがあります。
「その条件を満たす企業があったとして、その企業に自分が貢献できるポイントは何か」です。
自分都合で求人を探した後は、採用企業都合で自分を分析してみる。
自分と企業の2つの視点を行ったり来たりしながら進めると相談者さまの転職活動はきっとうまくいきます。
お返事2:未経験かつ異業種の転職の扉も開かれています
相談内容の中で特に気になったのはこちらです。
「転職活動と住まい」の問題は、相談者さまの今後のキャリアを大きく広げることも縮めることもあります。
こう書いてくださっているということは、
何らかの事情や理由から「地方の山奥で求人を探したい」ということかと思います。
>地方の山奥に住んでいることもあって通勤範囲が限られてしまい、通える範囲の求人をひたすら自力で探すということに限界を感じてきた
ただ、相談者さまもお気づきのように
地方の山奥に相談者さまの器におさまる求人は少ない可能性が高いです。
転職エージェントや転職サイトも少ないかもしれません。
「いまいる場所から動かない」という意思決定をすることで「求人が少ない」という問題が生じるリスクを引き受けたということですよね。
なので、リモートワークでできる経験を早急に積むことも、考える論点に入るかと思います。
「家から通える求人」から「全国からリモートワークできる求人」に広げるために、自分はいまから何ができるだろうか。
そんな問いを投げかけてみてくださいませ。
27歳ということは、未経験かつ異業種の転職の扉も開かれています。
大きく自分を変える転職活動も視野に入れて良い年齢です。
応援しています。
一緒に前に進みましょう。
メッセージ
山形から帰ってきました。
まったく違う業種、職種、働く価値観を持つ方々と話ができて「自分の特徴って意外とここにあるのか」と学ばせていただきました。
強みだ軸だ、自分の内側にありそうなものが見つからなくて困ったら思い切って自分を考えることを手放して、まったく違うひとたちがいる「アウェイ」に行くと良いかもしれません。
私の中に答えは意外とないんですよね。
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https://www.youtube.com/watch?v=IZDu_wZe9Uw
(7)インタビュー|BEST TiMES(ベストタイムズ)
「過重労働・パワハラ・介護離職…七転八倒の仕事人生で偶然出会ったフランクルの言葉とは?【『70%で働く』佐野創太氏インタビュー#1】」
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/4302241/
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「社員を退職に追い込む『サイクル酔い』の構造とは」

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書き手(佐野創太)のプロフィール

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家
法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。
- 公式サイト:https://taishokugaku.com/
- X(旧Twitter):@taishokugaku
- Instagram:@taishokugaku
- YouTube:@sano-souta
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著書一覧
(1)『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』(サンマーク出版/台湾版あり)
・新装版:『脱 会社辞めたいループ 辞めたいけど辞めたくない人のための転職の思考法』(サンマーク出版/タイ版あり)
(2)『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)
(3)『転職・退職を考えたら知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社)
(4)『70%で働く 「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法』(日経BP)
(5)『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』(あさ出版)


















