おはようございます。
退職学®︎の佐野創太(@taishokugaku)です。
本日のテーマは「それなりに頑張ってきたけど自分でキャリアを積んできた感覚がなく、年齢も年齢になってきてこれからどうすればいいか焦る」です。
「自分でキャリアを積んできた感覚」、お持ちですか?
仮に「キャリア肯定感」とします。
キャリア肯定感があるひとは、長年務めていた会社を思い切って退職して独立したり、ずっと興味のあった仕事に未経験ながら転職して実績を積み重ねたりと思い切った決断をするひとが多いです。
では、「キャリア肯定感」とは何なのでしょうか?
キャリア相談でいただいたご相談にお返事する形で解説します。
「長文を読んでる時間はない!」場合は、こちらの「キャリアの休憩室〜3行まとめver〜」をご覧ください。

3行まとめ
- 「転職や独立など、一大決心のときに足がすくむ」原因は、「キャリア肯定感の低さ」にある
- キャリア肯定感が高まると、思い切った決断ができる
- キャリア肯定感は”自分で決めた経験”を思い出すと、戻ってくる
「キャリア肯定感」が低いひとの共通点
いただいたご相談は、ざっくりまとめるとこうです。
今年で50歳になる。
地元の家族経営の中堅企業に20年ほど働いているが、
数年前から仕事のやる気が出なくなっている。
年齢的にこのままの働き方でいいかも、と思う気持ちもあるが
本当にこれでいいのか、あと20年くらい働くとしてもう終わったような感覚で働き続けていいのか。
これじゃいけないとわかってはいるが何かを始めようとしてもすぐに
「うまくいかないかもしれない」「自分よりももっとできるひとがいる」と考えてしまって、
動けない。
いまが身の丈に合っているということなのか?
この「キャリア肯定感の低さ」に気づきはじめるひとは、年齢を問いません。
新卒で就職した20代前半に気づくひともいれば、30代中盤や40代に入ってからもいます。
共通しているのは「ふとこのままでいいんだっけ」と思ったときに、「なぜか動くのがためらわれる」というものです。
ガソリンが入っていない車のような状態です。
もうひとつ共通している点があります。
それが「客観的に見たら頑張っている」という点です。
この相談者さまも、私から見たら「かなり大変なこともあったけど乗り越えている」でした。
頑張っているのになぜ「キャリア肯定感」が上がらないのでしょうか?
「いまで満足した方がいいのか」とあきらめそうになってしまうのでしょうか?
「自分で決めた」経験を集めると、「やれる」感覚が戻ってくる
「キャリア肯定感」が高いひとたちの話を聞いていると、低いひとたちとは反対の共通点が浮かび上がってきます。
それが「自分で決めた経験」です。
就職や転職先を決めるときもそうです。
親や友人に流されそうになったときに「とはいえ自分はこっちがいい」と思い直す。
普段の仕事でもそうです。
会社に言われるがままに仕事をするのではなく、「とはいえ自分はこう思う」と何かしら工夫や改善点を見つけていく。
「とはいえ」という言葉がたくさん出てきます。
ある種の「反抗」です。
「とはいえそれでいいんだっけ」と反抗してきた積み重ねを「キャリア肯定感」につなげている方がたくさんいらっしゃいます。
「とはいえ」と自分で決めた経験、ありますでしょうか?
どんな些細なことでも構いません。
仕事ではなく暮らしの中でもOKです。
「とはいえ」で決めた経験で私たちはつくられています。
ひとつうまく思い出せると「そういえば」とどんどん芋づる式に思い出せていきます。
「キャリア肯定感」は積み上げるというよりも、思い出すものです。
必ず誰でもある記憶です。
「キャリア肯定感」を思い出して、思い切った決断をするエネルギーを蓄えてみてくださいませ。
メッセージ
今日は大切な友人2人を引き合わせにいきます。
社会人になっちゃうと仕事などの利害関係から人間関係がスタートします。
この利害関係をいかに超えていくか。
友人関係になれるのか。
勝手にそんなテーマで接しています。
マイテーマあると、「キャリア肯定感」が高まるのでおすすめです。
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書き手(佐野創太)のプロフィール

すり合わせ学の編集長/退職学®(resignology)研究家
法人・組織の「ずれ」を力に変え、個人には本とキャリア相談から次の一歩を届けています。
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著書一覧
(1)『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』(サンマーク出版/台湾版あり)
・新装版:『脱 会社辞めたいループ 辞めたいけど辞めたくない人のための転職の思考法』(サンマーク出版/タイ版あり)
(2)『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)
(3)『転職・退職を考えたら知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社)
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